「呼吸器内科」★9点の教科書

“肺癌を見逃さないための 胸部X線写真の読影”

書籍名

肺癌を見逃さないための 胸部X線写真の読影

created by Rinker
¥7,040 (2020/09/27 23:41:26時点 Amazon調べ-詳細)
4765314901

レビューした人

初期研修医2年目放射線診断科志望

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

この参考書を読むタイミング

研修医働きたて, 研修医1年目, 研修医2年目

 

この参考書を一文で表すなら

大量の症例を通して胸部X線読影の経験値UP!

 

読者の感想

書店で胸部X線写真の解説書をパラパラと見ていて、タイトルと提示症例の多さから購入。

本書は力試しの症例クイズから始まっており、基本的な読影を勉強した人向けの内容となっている。
その後様々な症例の解説が続くが、“肺癌を疑う陰影”よりも“一見肺癌や肺炎に見えるが実は正常所見”というものが多い印象を受けた。しかし何と言っても写真の数が桁違いに多い!
本書の最後の方には非常に様々なデバイスや異物の見え方が載っており、他の参考書にはない特長だと思われる。

通読してみた感想は、“肺がんを見つけられるようになるわけではなかったが、正常所見やデバイスの陰影を数多く経験でき、胸部X線写真をより深く理解できた”というような感じ。
スキマ時間に少しずつ読み進めやすい本であり、時間に余裕のある初期研修医に是非手に取ってみて欲しい。

“Dr.竜馬の病態で考える人工呼吸管理”の感想

書籍名

Dr.竜馬の病態で考える人工呼吸管理

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

人工呼吸管理について原理からちゃんと勉強したいとき

 

読者の感想

竜馬先生の本は文体がとてもわかりやすくて全般的に読みやすいのですが、この本はより一層読みやすい本です。
各モードの設定方法や何を見て何を調整するかが書いてある上、最後にはケーススタディで考えかたの確認が出来ます。人工呼吸器がとても苦手なのですが、すこしハードルが下がった気がします。

“レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室”の感想

 

書籍名

レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室

レビューした人

医師4年目、脳卒中内科医

 

総合評価

★★★★★★★★★★

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:初期研修医から必ず役に立つ

なぜ:わかりやすく、呼吸器の考え方が理解しやすい

 

読者の感想

(2020年2月 記)

これは名著でしょう。自分は1年目の7月に読み、本当に面白いと思いました。第2版を読みましたが、第3版が出ているようですね。

最初は必要なところだけ拾い読みしようと考えていましたが、気づけば2週間くらいで読破しました。上級医からは「それ読破したなら入局しないとね(笑)」と言われました。

総論的な知識、胸部レントゲンの見方、酸素療法、人工呼吸器の初歩の考え方、喘息・COPDの基礎、肺炎治療、結核の考え方など、今後の医者人生において財産になる知識ばかりです。この本を呼吸器内科の入り口・土台として、専門性を高めたければ各呼吸器疾患の勉強をすればいいと思います。

自分は呼吸器内科研修中は本書を繰り返し読み、その他は感染症・抗菌薬の勉強も同時にしました。1年目で読めたことは幸運でした。

5000円くらいとやや高いですが、その価値はあります。

レビューした人

研修医2年目
3年目からは循環器内科を専攻する予定

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:呼吸器系の疾患に当たった時

なぜ:基本がわかっていないなと感じた時

 

読者の感想

基本の基本から細かくわかりやすく記載してある。聴診所見等わかってるつもりだけどよくわかってなかったことも書いてあるので助かる。呼吸器設定の入門もわかる。

レビューした人

当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:肺炎の抗菌薬治療の部分がかなり分かりやすかった

 

読者の感想

研修2年目の8月に読んだのですが、1年目で読み込んでおけば…と反省したほど良い参考書です。

研修2年目に読んでみて「心不全」や「画像教室」といった項目については知ってる部分も多かったですが、「咳の鑑別」、「肺炎の抗菌薬治療」に関してはとても勉強になりました。

特に「肺炎の抗菌薬治療」の項目は分かりやすく、新しい知識を仕入れ、頭の中を整理できました。

他にも「MRSAは耐性菌である前にブドウ球菌である」には納得でした。
喀痰からMRSAが出るとMRSA肺炎とか騒いでしまいますが、そもそもブドウ球菌による肺炎を見たことがあるでしょうか?笑

研修1年目であっても、呼吸器内科をローテする時には是非読んでみてください!