「神経内科」★8点の教科書

“知っておきたい「てんかんの発作」”の感想

書籍名

知っておきたい「てんかんの発作」

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4860591372

レビューした人

医師5年目、脳卒中内科医

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

この参考書を読むタイミング

研修医1年目

 

読者の感想

てんかん/けいれん発作の初期対応ができても、てんかんの発作とは具体的にどんなものか?と聞かれて答えられる若手医師は少ないのではないでしょうか。

前兆が存在することも知らない、強直発作と間代発作の違いがわからない、非痙攣性発作がどんなものかわからないという方は読んでみるべきです。

本書は脳波とか抗てんかん薬とかはほぼすっ飛ばして、てんかん発作にfocusした本になりますが、他書ではあまり解説されていないことが多いところです。

一般の方用に見えますが、医師が読んでも勉強になります。2017年に発作分類は改訂されていますが、まだあまり普及しておらず、あえてわかりやすく旧名で解説しているのだと思います。

まず痙攣発作の対応を覚えたら、少し本書に立ち寄ってみてはどうでしょう?DVD付きで定価2300円は安いです。

“神経内科ハンドブック 第5版: 鑑別診断と治療” の感想

書籍名

神経内科ハンドブック 第5版: 鑑別診断と治療

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¥14,850 (2020/09/21 22:33:07時点 Amazon調べ-詳細)
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総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:研修医1年目に神経内科を回った時、2年目以降も神経内科疾患に関して調べる時

どのように:この参考書にしか載っていないような内容も多く、役立った

 

読者の感想

(2020年4月 追記)

小児科医としての評価は★8ほどはなく、6程度ですが、それでも例えば筋ジストロフィーや脊髄性筋萎縮症、ギランバレーなど、他の参考書で記載がないものも、本書に記載があったりといまだに頼りにしています。

 

(2018年1月 記)
初期研修1年目で神経内科をローテーションする際に買ったものです。
購入した時は、1万5千円は正直高いと感じていましたが、読んでみるとここにしか載っていない内容も多々あり、すごく参考になりました。
2年目以降も、神経内科に関連することは常にこの参考書を使って確かめています。
神経内科に興味がある人や、神経内科を回る人は購入してもいいと思います。

“めまい診療シンプルアプローチ”の感想

書籍名

めまい診療シンプルアプローチ

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¥4,950 (2020/09/21 01:28:02時点 Amazon調べ-詳細)
4260018337

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:救急外来ローテ中に、めまいを主訴に来院される患者さんが多く、緊急でない→帰宅というアセスメント・プランから一つ抜け出したくて手を取りました。

どのように:読んだ後は、めまい診療への理解がかなり深まり、真の診断へのアセスメントがより深くできるようになりました。診断に必要な病歴聴取も上手になり、不要な画像検査や処方が少なくなった実感もあります。

 

読者の感想

(2020年2月 記)

めまいの患者さんに何となく頭部CTを取っていませんか?
Yesと答えたそこのアナタにはこの本が非常にオススメです笑

めまいも他の疾患と同様で医師として基本中のきちんと病歴をとって診察するということが非常に重要であるということは本書は教えてくれます。

本書では、末梢性めまい・中枢性めまいのそれぞれ各疾患について扱っています。病態生理に立ち返って説明した上で、診断に必要な具体的なアプローチが提示されており、明日からの診療に活きる即戦力の知識が身に付きます。

BPPVって言ったけど正直他の末梢性めまいでの眼振ってどんなパターンがあるの?とか、CT取って帰宅させたけど中枢性じゃないのかな?とか、めまい診療でモヤモヤを抱えている人には是非本書を取ってください!不要な検査・処方・専門医紹介が格段に減ることを実感するでしょう。それだけで日本の医療に貢献しているはずです笑

レビューした人

医師4年目、脳卒中内科医

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:めまいの見方をスッキリさせたいとき

 

読者の感想

(2020年2月 記)

自分は脳卒中が専門ですが、末梢性めまいの患者も多く診ます。正直、めまいを主訴とした中枢性めまいに遭遇した経験は数える程度です。それでもめまい患者は当科に沢山来られます。耳鼻科が手術日だと難聴、耳鳴りがあっても当科が見なきゃいけないという謎ルールがあるのも理由の一つですが、患者さんが頭を心配することがとても多いのが1番の理由です。

本書は文字通りシンプルにめまい診療を行うことを説明しています。幅広く対応できるフローチャートを用いて一貫した考え方を示しており、読んでいて非常に頭に入ってきます。初学者でも読みやすいです。

まず総論部分までの37ページを読むだけでもクリアカットに理解できます。本書で勉強した後は、末梢性めまいを自信を持って末梢性と診断できるようになりました。例外についてもキチンと解説しており、中枢性めまいの記載もあります。小難しい眼振の機序も書かれていますが、専門でなければ読み飛ばしても問題ないです。

欠点としては、やはりフレンツェル眼鏡を用いることを前提としている(まあ、そもそもそうするしかないのですが)ことや、定価4500円とややお値段が高いこと、購入する研修医が多いであろう「救急外来ただいま診断中」でもそれなりにめまいの解説がなされている(こちらはめまいを主訴とするめまいではない疾患の鑑別も解説されている)ためコスパで劣ると思いました。あと、眼振所見は忘れやすいため、読み返し度は5にしてます。

めまいを診る機会は多いと思いますので、一度しっかり勉強して頭を整理するには優れた本だと思います。

“神経診察クローズアップ”の感想

書籍名

神経診察クローズアップ

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総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

入標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:神経診察の勉強でいつでも役立つ

 

読者の感想

(2020年2月 記)

脳卒中を専門とすることを決めた際(初期研修医後半)に購入し、今に至るまで何度も読み返しています。診察方法を学び、それを実践して所見を取ることは重要ですが、それだけでは不十分です。それをもとに病巣診断ができなければ、適切な検査を選択することはできませんし、診断には至りません。

本書はオールカラーで、脳神経や運動系、感覚系、小脳など各章ごとに「診察の方法」と「診断プロセスからみる病巣部位、考えられる疾患」の2本立てで構成されています。

「診察の方法」では説明が具体的で、注意すべきポイントなどの記載が行き届いており、わかりやすいです。また、図(イラスト)がふんだんに盛り込んでいるため指導医の診察を見ているかのように勉強できます。

「診断プロセスからみる病巣部位、考えられる疾患」では解剖・生理の重要ポイントがイラスト付きで説明され、診察でその所見が得られるのはなぜなのか?どこが悪さしているのか?などが分かるようになります。

上記2本立てで勉強することが、神経診察・診断には重要だと思います。ただ、神経診断を本書を1周読むだけですべてを理解し、マスターするというのは不可能だと思います。繰り返し何度も読み、臨床で実践して、画像検査などで答え合わせをして、、その繰り返しです。自分もまだまで勉強中の身です。

神経診察を勉強するなら「神経内科ケーススタディ 病変部位決定の仕方(新興医学出版社)」をまず読み、本書に移るのが効率的だと思います。学生にもオススメします。

“ここに目をつける!脳波判読ナビ”の感想

書籍名

ここに目をつける!脳波判読ナビ

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¥3,520 (2020/09/21 12:07:23時点 Amazon調べ-詳細)
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総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:脳波を基礎から学ぶ

 

読者の感想

(2020年2月 記)

医師3年目にてんかん診療をやるようになって購入しました。

脳波はとっつきにくい分野であり、何から始めたらいいのかもよくわからなかったのですが、先輩に本書をオススメされました。他書との比較はできませんが、脳波の初めの1冊としてはいいのではないかと思いました。一気に読み込んで4日程で読破しました。ただ、やはり難解な領域であり、マスターしたとは程遠い理解度ですが、繰り返し読んでいけば知識としての基礎は身につきそうだな、という印象は持てた(これだけでも自分の中では大きな進歩と思えるほど最初は未知の領域でした)ので、いい本なんだと思います。

今後も事あるごとに読み返して実際の判読のトレーニングをしていこうと思います。