書籍名
診断推論Step by Step
総合評価
★★★★★★★★☆☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
標準編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:初期研修医2年目のころ
なぜ:指導医の思考過程を知るために
どのように:シナリオのStepごとに鑑別を考えながら読んでいました。
読者の感想
(2020年2月 記)
本書の特徴は「簡単な患者プロファイルと主訴」の時点での思考過程も書いてあることです。
ある程度診療に慣れてくると、問診票やトリアージ票を見た瞬間から、既に鑑別疾患が複数挙がっていることがあると思います。
本書は、その半ば無意識な思考過程も含めて言語化を試みているのが特徴です。
シナリオを通して学んでいくと、トリアージ票を見ながら「どんな疾患を疑い、何の病歴、診察を取りに行くか」が挙げられるようになります。
日常診療の効率が劇的に変わりますよ!