書籍名
あの研修医はすごい!と思わせる症例プレゼン ニーズに合わせた「伝わる」プレゼンテーション
レビューした人
産婦人科医まごさん
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★★☆
読者の感想
後期研修医になって、状況をプレゼンする機会が格段に増えました。
1人の患者さんについて、上級医はもちろん、他科・他職種に相談しますが、その度にうまく情報を組み立てて話すことが上手にできないという自分の未熟さに直面しています…
小児科は常に連携を取らなければいけないし、緊急オペは麻酔科、お産は助産師さん、社会的ハイリスクの妊婦さんはソーシャルワーカーさんなど。
泌尿器科や消化器外科、放射線科へのコンサルトも多い…
後期研修が始まって、他科・他職種と連携を取る重要性を日々実感しています。
だからこそ、簡潔で過不足のないプレゼンが自分の目標です。本書はそういった状況別の一例も載っていて参考になります。
横道に逸れるようですが、
本書にもある、「患者さんの情報は自分が一番詳しくなれ!」というお言葉が自分に刺さりました。
いつまでも上の先生が助けてくれる、ここまでやればもういいか、そんな精神ではだめだ!と自分を律しています。
プレゼンについてはもちろん、医師としての心構えとしても、とても読み応えのある一冊だと思います。
レビューした人
初期研修医1年目
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★★★
この参考書を読むタイミング
研修医働きたて、研修医1年目
この参考書を一文で表すなら
「相手にものを伝える」ことを教えてくれる
読者の感想
たんにプレゼンの訓練になるたけでなく、文章を読んだりプレゼンを聴いたりするスタッフが何を求めているかという、職場の雰囲気をつかむヒントになる。
レビューした人
朱雀(研修医1年目)
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★☆☆
この参考書を読むタイミング
研修医働きたて, 研修医1年目
この参考書を一文で表すなら
研修医の技術本
読者の感想
最初手にした時理解はしやすく構成されているが、実践は難しいなと思った。しかしいざ研修医で経験が積み重なるとどこを意識すれば良いか見えるようになる。
スマートな構成で、描かれたプレゼンの極意はこの本を用いることで多くのフィードバックをえられると思う。
レビューした人
医師3年目、総合診療医
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:プレゼンへの苦手意識が拭えなかった初期研修医2年目のころ
なぜ:伝わるプレゼン、コンサルトを学ぶために
どのように:通読し、内容を実践していました
読者の感想
(2020年2月 記)
初期研修でプレゼン、コンサルトをしない日はありません。
ですが実践を繰り返しても、上手くいっていないと感じている研修医は多いのではないでしょうか。
本書の特徴は①話す前に自分の中で準備しておくこと、②伝え方などのアウトプットの2つの視点でプレゼンを解説していることです。
特に①の記載が秀逸で、相手や状況に合わせてどのように情報を収集・整理するのか分かりやすく解説しています。
既にプレゼンを勉強したことのある人にも、新しい発見がたくさんあると思います。
レビューした人
初期研修医1年目、産婦人科志望
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
研修医働きたて
この参考書を一文で表すとすると
プレゼンの仕方入門
読者の感想
準備の段階から実際にプレゼンをするまでの過程において重要なことを教えてくれます。
この本を読んで意識してプレゼンをするのか、特に意識することなく上級医の見よう見まねでプレゼンをするのかでは将来的な臨床能力に違いが出てくるのかなと感じさせられました。
また、この本はプレゼンに関してかかれていますが、カルテ記載にも通ずるものがあると思いました。