内科

“レジデントのための血液診療の鉄則”の感想

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書籍名

レジデントのための血液診療の鉄則

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426001966X

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

病棟編・一般外来編・救急外来編の3編構成で、愛読したのは病棟編。入院患者さんの症例に合わせてつまみ読みしていました。症例ベースの構成で各疾患の診断や治療の全体像を掴めるので、ローテ始まりの時期とても助かりました。

 

読者の感想

研修医のバイブルである『内科レジデントの鉄則』の血液内科版です!『内科~』も編著されている岡田先生をはじめ、聖路加の血液内科の先生方が執筆されています。『内科~』のように、血液内科レジデントにとってのバイブルになってほしい参考書です。研修医が買う血液内科の参考書として何もかもちょうどいいです。

 病棟編は、上で書いたように全体像を掴むのにとても役立ちました。あくまでも掴みの手助けですが、その手助けができる参考書が血液内科分野では少ないと思うので、重宝します。詳しい治療方法や稀少疾患については医局などで専門書をチラ見して勉強したら良いと思います。

 一般外来編は、血算異常の鑑別が載っています。岡田先生の『誰も教えてくれなかった血算の読み方・考え方』という一冊全部血算の話の参考書があります。私はそっちを読んだのでこの章は読んでないのですが、ちらっと見たところ同じ症例も扱われているのでこっちが厳選バージョンと考えてもいいかもしれません。この章を読んでもっと血算勉強したい!と思ったら、血算の参考書も買ってください!(岡田先生信者)

 救急外来編は一応通読しましたが、救外しながら読み返すことはなかったです。鑑別に血液疾患があるかないかで思考も変わるので絶対頭に入れておくべきですし、FNや外来ケモのトラブル対応は非必要だと思います。でも、診断のためにすぐマルク、採血ではこの項目を、、という段階の前に、何らかの血液疾患を疑って専門医に繋げれば非専門医は合格だと思うのですが、、そこまで救外でやる病院もあるのでしょうか。その場合は参考になると思います。

 3編に分けてダラダラ書いてしまいましたが、言いたいことは、血液内科苦手な人ほどこれ買って読んでください!!病棟編をその都度その都度読むだけでも十分役に立つし勉強になります、おすすめです。

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コメント

  1. うまる より:

    血液内科は日進月歩なので、この本は昨年の段階で情報が古くて、学生実習中に戸惑った記憶があります。
    もちろん、色褪せない大切な考え方というものもあるので、改訂版を熱烈に希望しています。
    血液内科専門医テキストの方も割と新しく網羅的でおすすめです。

    1. サイト運営 より:

      うまる 先生
      コメントいただき、大変ありがとうございます。
      おっしゃるように日進月歩の領域では、日々新しい参考書に触れておくことが重要かと存じます。

      もしも宜しければ、「血液内科専門医テキスト」のレビューを執筆いただけませんでしょうか。
      ご検討のほど宜しくお願い致します。
      https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdMDhmUBCrJNNHq4NBg1Lr8pA2qbNtyar_H3QzcakCiZ_J0Ag/viewform

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