書籍名
使いこなす抗菌薬
レビューした人
初期研修医、血液内科志望
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★★☆
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
わかる抗菌薬の次に買っていたのですが、まだわかる編の内容が頭に入っていなかったのと、臨床経験が少なかったのとで、一度読むのをやめていました。
その後臨床経験も増え、矢野先生の「絶対わかる抗菌薬はじめの一歩」もはさんでから手にとったところ、理解度がアップしていたのか一気に楽しく読み進められました。わりと丁寧に通読したあと、わかる編のEvernoteまとめに書き加えて、ちょこちょこ読み返しています。
読者の感想
内容は、わかる編よりも抗菌薬を「使う」ことに焦点が当たっていて、グラム染色で菌を想定し→抗菌薬の使い分けや注意点を学び→典型症例で使い方を復習、て流れです。対話形式で読みやすいですが、わかる編レベルの内容を理解していることを前提に話が進んでいきます。
ある程度自分で抗菌薬を使って細菌と薬のイメージが固まってきた頃に読むのがいいんじゃないでしょうか。臨床経験が全くない頃に読むと素通りしちゃう知識が多くてもったいない気がします。
非専門医が書いているからとやや下に見られている印象ですが、たいていの研修医は感染症非専門医になるので、抗菌薬のイメージを作るにはわかる+使いこなすで必要十分だと思っています。
レビューした人
研修医2年目。3年目からは眼科専攻の予定
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:研修医始まってすぐ
読者の感想
この本を読んで抗菌薬の概要はわかると思いますが、臨床的に使いこなすと言う点ではちょっと不十分かもしれません。