書籍名
救急外来ただいま診断中!
レビューした人
初期研修医1年目血液内科志望
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★★☆
この参考書を読むタイミング
研修医働きたて, 医学生
読者の感想
フローチャートを丸暗記する勉強が苦手なので、読み物として救急の基本が分かるのはありがたかったです。重要な事項は繰り返し何度も出てくるので自然と身につきます。(分かっている人にとっては冗長に思えるかもしれません)
私は医学部6年の春休みに一通り読みましたが、国試の臨床問題(救急に限らず)の見え方がより多面的になりました。「次になにをするのか」を自然と意識することができ、必修問題はもちろん「一見正答が二つあるように思える問題」で差をつけることもできるようになっていました。医学生にもおすすめします。
レビューした人
次郎作(当時、初期研修医2年目)
総合評価
★★★★★★★★★★
読み返し度
★★★★★
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:救急・鑑別疾患系を1冊だけ選べと言われたら、この一冊
どのように:救急外来用参考書でスタンダード的な存在。少し細かい内容もあるので、症候学が身についてきた段階で知識を肉付けするように読むとなお良い
読者の感想
(2018年1月 記)
この参考書を読んだ頃、僕がずっと、
「救急参考書でスタンダード的な存在になる!!内容も読みやすさも最高!!」
と、言い続けた参考書です。
内容は少し踏み込んだ部分もあり、初めての人には細かいところもありますが、数か月の当直を経てある程度症候学が身についた後にどんどんと知識を肉付けするように読むと良いでしょう。
実践に即しており、素晴らしい参考書なので、鑑別診断・救急系で1冊だけと言われたら、この1冊でしょう。
レビューした人
医師4年目、脳卒中内科医
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★★☆
参考書のレベル
標準編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:救急分野の勉強で役立ちます。
読者の感想
(2020年2月 記)
内科救急を診る全ての研修医にオススメです。自分は研修医の初期に購入し、一年目の終わり頃に読みました。一年目の始めの方に読んだ時はまだ自分には早いかなという印象は持ちました(自分の不勉強のせいですが、、)。ただ、少し勉強が進んだころに読み直してみたら圧巻でした!
今まで勉強してきた事が整理され、見落としポイントや鑑別疾患が新たにアップデートされていきました。よく出会う症候をしっかりと勉強できるため、その都度復習するのにも適しています。具体的な薬剤の使用方法も記載されているのがまたいいですね。表をコピーして、自分のノートに貼ってカンペにもしました。
外傷など外科救急に関する記載は乏しいため、他書で勉強する必要があります。
レビューした人
研修医2年目。3年目からは眼科専攻の予定
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★★★
参考書のレベル
標準編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:救急外来
どのように:腹痛の患者さんの診察手順
読者の感想
救急外来でよくある疾患や見逃してはいけない疾患の検査や診断方法など欲しい内容が書いてあります。これを読めば救急外来が初めてでも手順がよくわかります。
レビューした人
初期研修医2年目
3年目からは産婦人科専攻の予定
総合評価
★★★★★★★★☆☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
救急科の応援直や救急科ローテしている時に通読して、あたった症例に関してその都度調べていました。
読者の感想
この症例が来たらこの検査!といったように一対一対応のような書き方をしておらず、感度・特異度、検査前確率などを意識して書かれた本だなと思いました。正直現場でこの本で毎回調べていたら大変なので、こういった本を通読してからマニュアル本などで症例と検査などを一対一対応で調べると良いのかなと思いました。救急科をローテする前に一読したい本です。