救急外来

“京都ERポケットブック”の感想

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書籍名

京都ERポケットブック

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4260034545

レビューした人

初期研修医1年目

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★★

 

この参考書を読むタイミング

研修医働きたて、研修医1年目

 

この参考書を一文で表すなら

3次救急時スクラブに入れておきたい本

 

読者の感想

基本的には3次救急、すなわち救急車で運ばれてくる患者に対して、その連絡が来てから患者が来るときの準備のときに一番役立つ本かと思います。

各症候に合わせどう考えればいいか、まずなにをすればいいかが書いています。これをスクラブに潜めておくことで患者到着時のあたふたが多少和らぐかもしれません…

メイン的なところは上記のとおりですが、総論や後半のほうにある有用なスコア集も秀逸です。総論に関しては救急の心構えのみならず、血液ガスについてや、さらには勉強方法についてまで記載があります。

とりあえず総論を読んでみて、今後の救急の勉強の一助にするのもありかと思います。

 レビューした人

救急医(3年目)先生

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

初期研修1年目の救外対応時に色々な主訴・症候でやってくる患者に対して、何から考えたら良いのか、何をすれば良いのかモヤモヤしているような時に役立ちます。ポケットに入れても余裕が残るくらいの本書ですが、コンパクト主訴別アプローチ方法や検査・治療の方法などがわかりやすく書かれており重宝しました。

 

読者の感想

初期研修医(特に1年目)必携の救急外来対応のポケットブックです!
国試でいざ膨大な知識をインプットした新研修医の皆さん。研修が始まって意気揚々と救外対応!となっても、「あれ何からしたらいいの・・・?」「問診・身体診察なにやればいいんだ?」「病歴大体わかったけど何の検査を指示すればいいんだ?」など冷汗かきまくるのが初期研修医の定めです笑。

そんな時にこの本がお勧めです。主訴別アプローチや診断後の初期治療について具体的なアクションがとれるように簡潔かつ明確に書かれているので非常に使いやすいです。

僕は「あと5分で救急車きます!呼吸困難だそうです!」とCallを受けたら、その5分で呼吸困難の章を開いて、初動のシミュレーションを頭の中で行っていました。特に使えるのが各章の冒頭についている「アタマの中、救急搬送までの5分でCheck」は時間コスパ良くてめちゃめちゃ使いました!

この本があれば、看護師さんの「先生早く指示出してください!」や指導医の「指示待ちじゃだめだよ!」を聞かずにデキレジの第一歩を踏み出せるでしょう!笑

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