書籍名
女性の救急外来 ただいま診断中!
レビューした人
研修医1年目
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★★☆
参考書を読むのに有用なタイミング
初期研修医働きたて、1年目、2年目、後期研修医働きたて
読者の感想
産婦人科の疾患について問診、診察、鑑別がコンパクトにまとまってます。
腹痛や産科エマージェンシーなどファースト・タッチをする人はぜひ読んで欲しい本です。
またそれだけじゃなく、日々の診療で聞かれそうなちょっとしたことや先生方の失敗談などがコラムに載っていて、そちらもすごい役に立ちます。
産婦人科じゃない人が読むべき本で、深く学ぶ用ではないです。
私の場合、これを読んで役に立つ場面はすぐに来ました。
レビューした人
当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
標準編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:救急外来や当直で遭遇しうる女性のcommon diseaseや妊婦のemergencyを診察する時
どのように:産婦人科医、プライマリケア医が研修医に知っておいてほしいことが詰め込まれている
読者の感想
(2018年1月 記)
「プライマリ・ケアでの女性の診かた」と共に婦人科疾患を勉強するのに役立ちました。
女性の腹痛の部分はかなり勉強になりました。
しかしながら、救急外来とは直接関係ない内容も多いです。
確かに「女性の腹痛へのアプローチ」や「産科エマージェンシー」や「授乳中だったら」といった、かなり知りたかった情報も多くいい参考書なのですが、
(う~ん、これ別にどうでもいいなぁ)
といった内容もふんだんに盛り込まれてました。
「産婦人科医・プライマリケア医が、研修医に知っておいてほしいこと」を詰め込んだ、熱意に溢れた参考書であることは感じるんですが、
「当直に入る研修医が知りたいこと」には、あまりフォーカスが当たっていない印象でした。
レビューした人
初期研修医2年目。3年目からは産婦人科専攻の予定
総合評価
★★★★★☆☆☆☆☆
読み返し度
★★☆☆☆
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
産婦人科ローテート中、当直中の電話当番の際に役立ちました。
読者の感想
当院での産婦人科当直では外線で妊婦や女性から悩みについて24時間体制で電話受付をしています。なので、その時にどんな質問をしたら良いか、どのような症状を聞き落としては行けないかなどを知りたいなと思い通読しました。
だいぶ前に一度読んだだけなのでしっかりは覚えていませんが、見逃してはいけない症状から女性特有の悩みについてどのように相談に乗るべきか、配慮すべきかまで書かれていて良い本だと思います。
でも、産婦人科疾患について詳しく書かれているわけではないので詳しく勉強したい方というよりは一ヶ月必修でローテートする研修医向けかなと思います。