救急外来

“ジェネラリストのための内科外来マニュアル”の感想

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書籍名

ジェネラリストのための内科外来マニュアル

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4260028065

レビューした人

初期研修医1年目麻酔科志望

 

総合評価

★★★★★★★★★★

 

読み返し度

★★★★★

 

この参考書を読むタイミング

研修医働きたて, 研修医1年目, 研修医2年目, 後期研修の働きたて, 後期研修中やそれ以降

 

この参考書を一文で表すなら

外来診療のバイブル

 

読者の感想

この本は、主訴別にカテゴライズされ、短い時間に問診や鑑別診断を行うためのフローチャートが書いてあります。ぱぱっと確認して予習するのにもってこいなサイズとレイアウトです。

私が確認する限り、この本には少なくとも4つの使い方があります。

① 外来、特に総合診療内科の外来で使う。
この本は本来、総合診療内科の外来を意図してつくられています。臨床推論のフォーマットとしても使えます。

② 学部 PCC-OSCE の予習として使う。
PCC-OSCE(post clinical clarkship-OSCE、いわゆる実技試験)では、33の症候を主訴として来院した患者に対する医療面接をシミュレーションします。その症候の多くが、この本に記載されているので、この本を参照して問診や身体診察をシミュレーションすることにより、試験対策となります。
私はこの試験を通して、友人から紹介され、この本を知りました。

③ 研修医教育システム EPOC2 の「経験すべき症候・疾患」の臨床推論のフォーマットとして使う。
「経験すべき症候・疾患」は、研修医ライフ2年間のうちに教育システム「EPOC2」に記載する必要があり、その一部は症例レポートとしてまとめる必要があります。その時の鑑別診断フローチャートに使えます。

④ 救急外来 walk-in 患者に対する方針を考えるために使う。walk-in だったとしても重篤な鑑別疾患に関して記述があります。

以上4点を一気にまとめたこの本は、まだまだポテンシャルがあると思います。
ほとんど唯一の欠点は、紙面の都合でフローチャートの根拠となるエビデンスまでは記載されていないことです。

レビューした人

初期研修医1年目総診、放射線、病理志望

 

総合評価

★★★★★★★★★★

 

読み返し度

★★★★★

 

この参考書を読むタイミング

研修医働きたて、1,2年目など(医師)
基礎、臨床、OSCE/CBT、実習など(医学生)

 

読者の感想

主訴ごとに鑑別診断と検査、治療が書いてある。診断・検査のフローチャートも乗っているので大まかに見るのにおすすめ。細かい治療までは載っていないので別の書籍で確認すべき。それぞれの章自体はそこまで厚くないのでフローチャートの部分だけでも通読していくようなやり方はあり。

レビューした人

研修医2年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:Walk-in外来で重宝する

どのように:Walk-in外来をやる際の「頻度の高い疾患」、「見逃してはいけない疾患」がきちんと書かれている

 

読者の感想

(2018年1月 記)

別記事で紹介した”救急外来 ただいま診断中!”は、主に救急車対応を想定した内容となっています。
(アナフィラキシーショック・失神の鑑別・見逃してはならない心筋梗塞/くも膜下出血の注意点、など書いてある)

それに比べ、この1冊はWalk-in外来に歩いてくる患者を想定した対応が書かれています。Walk-in外来で気を付けるべきなのは「軽症そうな患者の中に重症が潜んでいる」ことであり、本書に整理されている「頻度の高い疾患」、「見逃してはいけない疾患」を参考にすると、診療に自信が持てるかもしれません。

レビューした人

医師3年目、小児科後期研修医

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

入門編/標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

一般外来(時には救急外来)でよく来る主訴に対して予習するために使用

 

読者の感想

よくある疾患(common diseases)と見逃したくない疾患(must rule out diseases)に分けられており、各疾患に対する問診、身体所見、検査、治療法が見開きで表になっているのは非常に見やすいです。

自分が使用するときはこの見開きで自分の鑑別と照らし合わせて漏れがないかを確認し、押さえておくポイントを再確認しました。

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