書籍名
抗菌薬の考え方、使い方ver.4
レビューした人
医師3年目、総合診療医
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
入門編~標準編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:初期研修医のころ
なぜ:抗菌薬治療を学ぶために
どのように:通読していました
読者の感想
(2020年2月 記)
初期研修医当時はver.3を通読し、後期研修医になった現在ver.4を読み直してみました。
抗菌薬を学ぶ1冊目としては、本書を初期研修医にお勧めできません。
現在、抗菌薬に関する書籍は多数あり、忙しい初期研修医が数ある中から本書を選ぶ理由がないからです。
ポイントを短時間で習得することを目的とする場合、岩田先生特有の語り口が学習効率を下げています。
2冊目以降で、かつ数時間~数日の時間をかけて、腰を据えて読み込む余裕のある方が対象となるでしょう。
レビューした人
当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)
総合評価
★★★★★★★★☆☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
発展編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:研修医2年目の時
どのように:感染症専門医がどう抗菌薬を使用するかを学べる
読者の感想
(2018年1月 記)
よく「研修医向けの抗菌薬の参考書」として紹介されてることが多い参考書かと思います。
しかし、個人的には「研修医向けではないかなあ…」と感じています。
ただ、研修医2年目になって
「この抗菌薬について岩田健太郎先生はどのように考えているかな?」
と思うことが増えて、参考にする機会が増えました。
発展的な内容ではありますが、
「感染症専門医がどう抗菌薬を使用するか」
を学ぶには素晴らしい参考書だと思います。