書籍名
個人授業 心臓ペースメーカー 適応判断から手術・術後管理まで
レビューした人
医師3年目 循環器内科医
総合評価
★★★★★★★★☆☆
読み返し度
★★★★☆
参考書のレベル
標準編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:循環器内科初期研修中
どのように:ペースメーカー患者の管理やモードの理解について
読者の感想
ペースメーカーについて基礎から解説された本です。
対象としてはペースメーカーを初めて学ぶ医療従事者・循環器内科専攻を考えている若手医師が良いと思います。
200ページ程度の本で、前半は徐脈性疾患とそのペースメーカー適応について記述し、後半はペースメーカーの手術手技・設定について書かれています。
DDDやVVI、AV delayやアンダーセンス、オーバーセンス等の言葉がいまいち理解できていない方には是非一読をお勧めします。
対話形式で進めていく本になるので、対話形式の記載が苦手な方は避けたほうが良いかもしれません。また、出版年度は2010年と古いですが、ペースメーカー留置の適応や手術手技については2020年現時点でもそこまで大きくは変わりませんので、その点は気にされなくて良いと思います。
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