書籍名
よく出会う18症例で学ぶプレゼンテーションの具体的なポイントとコツ―初めてだってうまくいく!
レビューした人
キノ・デ・トテン(from「医大生男子のくだらない考え」)
初期研修1年目
総合評価
★★★★★★★★★★
読み返し度
★★★★★
参考書のレベル
実習
読者の感想
病棟実習において指導医から一番フィードバックを得やすいタイミングは、プレゼンのフィードバックだと思います。
そのなかで、「型」の部分よりさらに深い部分に踏み込んでもらうことの大切さは上で述べたとおりです。
この「型」の大切さはカルテの書き方のみならず、プレゼンにおいても同様であり、フィードバックが得やすい分、プレゼンの方が自分の「型」を身に着けるべきといえるかもしれません。
その勉強の助けにこの本はもってこいです。
そしてこの本の素晴らしいところは、「型」にとどまらず、それ以上に医学的な内容が深いところです。日本でも有数の研修医教育病院である天理よろづクリニックでの研修医のプレゼンとディスカッションをベースに作られており、非常にレベルの高い内容で構成されています。
実習が始まったばかりの頃は内容を100%理解するのは難しいかもしれません。最初は「型」を習得すること、そしてある程度内容がわかるようになったころにもう一度読み返してみるのもおすすめです!
