書籍名
ブラッシュアップ急性腹症 第2版
レビューした人
キノ・デ・トテン(from「医大生男子のくだらない考え」)
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
臨床医学
読者の感想
急性腹症にターゲットを絞り、鑑別診断から治療までを網羅した一冊になっています。
「腹痛」という主訴は非常に多くの臓器の主訴になるため、非常に診断が難しいものではありますが、それを体系立ててまとめた一冊となっています。
後半部分の各論的な内容は国家試験的には必ずしも正解となるものではないので、国試の勉強として用いると点数が下がるかもしれません笑
なので、医学生でしたらあくまでも実践的な内容がまとめられているということを理解したうえで読むのが良いかなと思います。
一方で、最初の総論部分はどの領域においても通じる内容です。ここだけでも読む価値があると思わせてくれる一冊でした。