書籍名
誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた 感染症診療12の戦略 第2版
レビューした人
キノ・デ・トテン(from「医大生男子のくだらない考え」)
総合評価
★★★★★★★★★★
読み返し度
★★★☆☆☆
参考書のレベル
臨床医学
読者の感想
この本は良くある主訴の「風邪をひきました」というものに注目して、いわゆる「風邪」というものには、どのような「風邪っぽいその他の疾患」が紛れ込んでいるのか、そしてその中でどのようにして対応したら良いのかがまとめられていました。
確かに医学部の授業や実習などで「風邪」というものをきちんと習ったことはなかったなと思って購入して読んでみたのですが、非常にわかりやすい内容、かつ、実践的な観点からまとめられていて非常に勉強になりました。
「風邪」とは、鼻・喉・気道の症状が同時期に同程度存在するものであり、それ以外はすべて「風邪」とは言うことができない
というのは知りませんでした。
家族など、非医療者の人に対しても説明などに対しても役立つ一冊ですね笑