書籍名
輸液を学ぶ人のために
レビューした人
キノ・デ・トテン(from「医大生男子のくだらない考え」)
総合評価
★★★★★★★★★★
読み返し度
★★★★★
参考書のレベル
臨床医学
読者の感想
言わずと知れた名著です。これを読んでいない研修医はいないとも言われていますからね。
「輸液」というものを考えるときの基本となるような部分を根本から考察していますね。
人体というのは非常に高い恒常性維持機能がありますので、ある程度は「大雑把」に輸液をしても大丈夫だそうですね笑
1日に摂取するNa量、K量やどのような状態の時にどのような輸液を使うのか、もしくは内科医の患者管理としての常識が書かれていますね。
ちなみに、たぶん現状必要ないですが、なんか医者としての「教養」のようなものが身についたと思います。
レビューした人
医学科4年
総合評価
★★★★★★★★☆☆
読み返し度
★★★☆☆
この参考書を読むタイミング
臨床医学, 臨床実習
この参考書を一文で表すなら
輸液を理解していない時から読める本
読者の感想
医学部四年生の時、輸液の授業がいまいちよく理解できなかったことをきっかけに購入した本です。
こちらは、初版が今からなんと40年も前という、医学書の中では珍しいとても歴史のある本。それでも今なお読み継がれているには理由があると感じさせられた一冊でした。
輸液の本といっても、どれも個人的には手につかないものが多かった中、これは2人がお話をする形式で説明が展開されています。勿論読みながら知識も身についていきますが、どちらかというと筆者の考え方を知るための本という感じです。