書籍名
やさしイイ胸部画像教室
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
標準編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:初期研修の早期
どのように:読みやすく何度も読み返した
読者の感想
(2020年4月 追記)
ぼくの働く病院では、珍しいことに胸部X線にまで放射線科の先生が読影レポートを付けてくれます。
しかしそのおかげで、読影を自分でせずにレポートに頼る機会が多くなり、能力が下がっていくのを実感しました。
そんな時に本書を読み返すことで、能力を向上させることができました。
特にシルエットサインから病変の場所を推測するなど、なんども復習が必要だなと思いました。
(2018年1月 記)
胸部X線、心電図、輸液、抗菌薬…。
医師として働き始めると、これらに関する理解は必須となってきます。
研修の早いうちから、これらの勉強をしていくことによって、その後の研修が充実していくのは言うまでもありません。
「よく目にするものほど早い時期に勉強する」
ということが大事です。
胸部X線の勉強をしっかりすれば、シルエットサインを見てCT上のS何領域に病変があるか予想することもできるようになります。
逆にサボってしまうと、明らかな肺野の浸潤影しか分からないことになります。
胸部画像の勉強においてこの参考書は、
読みやすく、分かりやすく、実際に何度も読み返したオススメ参考書
です。