書籍名
MRIに絶対強くなる撮像法のキホン Q&A
レビューした人
当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)
総合評価
★★★★★★★★☆☆
読み返し度
★★★★☆
参考書のレベル
入門編~標準編
使用した場面、役立ったエピソード
どのように:「T1,T2,FLAIR,DWI」などの意味や特徴が分かる
読者の感想
(2020年4月 追記)
どうにも苦手なMRIですが、本書を利用しながら何度も復習しました。
後期研修医になると、後輩に指導することも多くなりますが、みなさん撮像法の特徴や仕組みをそらで教えることができますか?
心配な人はこの参考書で復習しましょう。
(2018年1月 記)
MRIが得意じゃない人は多いのではないでしょうか?
僕も苦手でこの参考書を何度も開いて参考にしました。
・T1/T2
・FLAIR, DWI, T2*,
・STIR, ADC map
などの意味や違い、特徴をこの参考書で地道に勉強するとだんだんと分かってきます。
レビューした人
医師4年目、脳卒中内科医
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★★☆
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
どのように:MRIの基本理解を深める
読者の感想
(2020年2月 記)
研修医2年目、脳卒中内科ローテート中に購入しました。何となく脳卒中診療におけるMRIの使い方はわかってきていましたが、基礎的な内容をしっかりおさえれば、その他の応用にもなると思い読みました。
本書はまず第0章で各種MRIのシーケンスについて、例えば、どれがT2強調画像なのか認識する方法、T2の意義などについてやさしく教えてくれます。そして、画像所見からどんな病態が想定されるのかを学べます。
MRIの原理についても比較的やさしく教えてくれていますが、結局分かったようなそうでもないようなという気分になるのはたぶん他書でも同じでしょう(自分だけかもですが)。ただ、パターンを丸覚えするよりは、本書で勉強した方が理解が深まるのは間違いありません。
その後第1~7章では各論で、頭部、脊椎・脊髄、胸部、腹部、、、と続きます。自分は頭部~脊椎・脊髄までしか読んでいませんが、そこでも基本的な内容や気になっていたことを勉強できました。
MRIを使うということは専門科にいけば必須なことだと思うので、どの専門となっても問題ないようにまずは本書で基礎を学んでみてはいかがでしょうか?