書籍名
がん化学療法 副作用対策 ハンドブック
レビューした人
小児科医、医師5年目(サイト運営の次郎作)
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★☆☆
参考書のレベル
発展編
読者の感想
僕は、小児科後期研修で小児腫瘍をみる時に使いました。
小児科はもちろん抗がん剤を使い慣れているわけもなく、研修中に自分の患者が使っている抗がん剤ではどういった副作用に注意して診察しないといけないかを勉強しながらすごしていました。
その時にこの参考書を使ったのですが、使いやすさ抜群です!
「消化器毒性」「味覚障害」などと症状別に項目立てしてあり、どういった抗がん剤でどういった時期にどういった症状が出やすいかなどを書いてくれていてとてもまとまっています。
元々大人のがん治療のためのハンドブックなので、抗ガン剤を使う全ての科の先生が参考に出来ると思いました!
特に研修医で抗がん剤ちんぷんかんぷんの時などの最初の勉強としても良いかもしれません!