臨床医学

“心電図検定公式問題集&ガイド”の感想

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書籍名

心電図検定公式問題集&ガイド

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484046510X

レビューした人

医学科6年生(インターンのヤマの翁)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書を読むのに有用なタイミング

臨床医学/臨床実習 + 心電図検定受験準備時

 

その参考書を一文で表すとすれば?

心電図検定を受ける際の対策本

 

読者の感想

心電図検定の受験を考えている医学生、コメディカルの方は購入することをオススメします。
逆に言うと、心電図検定を受験しないのであれば、他の本で心電図の勉強をした方がいいと思います。

100問以上の心電図の問題が選択肢式で掲載されており、それぞれに心電図所見の説明と簡単な解説があります。

あくまで問題集であり、病態生理まで詳細に説明した解説はありませんが、医学生レベルで「広く浅く問題演習を通じて心電図の基礎を学ぶこと」が可能です。

私が受験したのが2017年の第3回心電図検定の3級で、その頃は上の問題集も第2版でしたので、これから心電図検定を受験される方の参考になるかは分かりませんが、少なくとも私の受験時にはこの問題集を2,3周やっておけば3級は余裕で合格できました。(点数の発表はされてませんが、受験中に分からない問題はほとんどありませんでした)

また、私の受験当時はマイスター、1~3級だけでしたが、現在は4級が新たに加わっているようです。

蛇足ですが、心電図検定の勉強をしておくとCBTレベルの心電図問題で分からない問題はなくなりますし、間接的に国試対策にもなっているかと思うので、受験料が安い2,3級であれば学生の内に受けておいても損はないんじゃないかと思います。

合格すればハート形のかわいいバッジが貰えますよ笑

 

レビューした人

 医学科4年

 

総合評価

★★★★★☆☆☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

この参考書を読むタイミング

心電図検定受験時

 

この参考書を一文で表すなら

様々な心電図所見に慣れるための本

 

読者の感想

心電図検定というのは、一年に一回ほど行われ、医学生から医師までが受験するものです。私は来年度の心電図検定を受験すべく、こちらの本を購入しました。

心電図の読み方を解説する本は、様々ありますが、こちらはドリルといった感じで、心電図の読み方を一通りマスターしたものが、それが身についたかを確認するために数をこなすのに最適の本だと思います。

そのため、読み方を一から学ぶための本では勿論ないので、そのような目的がある方は他の参考書をお使いになるのがいいと思います。心電図検定の主催者が推奨している参考書ですので、受験者であれば一回は目を通すと安心かと思います。

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