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【後期研修向け!】次郎作の小児科おすすめ医学参考書108冊まとめ

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こんにちは、次郎作こと布施田泰之です。

学生時代から続けているブログを書いている間に、ぼくも医師5年目、小児科3年目になりました!

小児科後期研修も今年で最後となります。

専門医の勉強は論文とかがメインかなぁと思い、参考書の数は減るかと思っていましたが、結局、

2年で108冊の参考書を購入して参考にしました。

勉強しているうちに、「小児科はこどもの内科」ということをひしひしと感じ、やはり参考書を使った学習で効率よく守備範囲を広げられるなぁと実感しています!

実は参考書レビューを後期研修中も続けようとは考えていなかったのですが、これだけまとまった数のレビューがあれば後輩たちの役に立つかな、とも思い、

以下にジャンルごとに、評価の高いランキング順に掲載する方式で書きました!

サイトに掲載することで全国の若手医師に見てもらえるようにしましたが、後期研修は施設によって内容もだいぶ変わってくるということもあり、

基本的には僕が勤める成育医療センターの後輩に向けたイメージで書かせてもらいました!

それでは、以下から自分に関連する参考書を探してみてください!

①救急外来系 16冊

②病棟管理で役立つ 15冊

③小児外来で役立つ 4冊

④重症心身障害系 5冊

⑤感染症系 8冊

⑥けいれん・てんかん・神経系 15冊

⑦画像・放射線科 3冊

⑧小児麻酔 3冊

⑨新生児・NICU 9冊

⑩健診/成長・発達 5冊

⑪PICU6冊

⑫その他お役立ち 10冊

⑬初期研修医から継続して使える本 9冊


救急外来系 16冊

※上から評価の高い順に掲載

“PALS小児二次救命処置プロバイダーマニュアル”の感想

書籍名

PALS小児二次救命処置プロバイダーマニュアル

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読んだ人

小児科医4年目(当サイト運営者の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★★★

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:蘇生・救急対応を単に覚えるのではなく病態を把握しながら治療を進めていく流れが示されている

 

読者の感想

小児科専門医を名乗るなら必須」と言っていい参考書です。
たとえPALSを受講しなくとも、この参考書の内容は学ぶべきだと思います。
PALSプロバイダーコースとは、簡単に言うと小児版のACLSで小児科、救急科が小児の蘇生や救急対応の際に必要な知識・フローチャートを学ぶためのコースです。
AHAやAAPが共同でやっているコースなので、蘇生や救急対応を単に覚えるだけでなく病態を把握しながらやや特異的な治療に進んでいく流れがあることが特徴的です。
コース受講料は5,6万円、参考書自体も1万5千円と値は張ってしまいますが、読み込んでみると学ぶべきことが詰まっています。
特に成育はシミュレーションで定期的にPALSの考え方を実践できる機会もあり、僕は2回通読して部分的には5回ほど読んで復習しました。
強くオススメしたい参考書です。

“小児科外来の鑑別診断術 迷ったときの道しるべ”の感想

書籍名

小児科外来の鑑別診断術 迷ったときの道しるべ

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読んだ人

 小児科医4年目(当サイト運営者の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:小児科として働き始めた最初の頃

どのように:メジャーな症候の鑑別疾患がしっかり分かりやすく記載されていた

 

読者の感想

小児疾患は大人の救急外来やウォークインで経験してきた鑑別疾患と全く異なります。
さらに言えば、小児の中でも年齢によって異なる鑑別疾患が挙がってきます。
そのため小児科として働き始めたばかりの時は、症候ごとに再整理する必要があります。
腹痛・下痢・嘔吐等のメジャーな症候の鑑別疾患がしっかり分かりやすく記載されているこの参考書は素晴らしかったです。
あまり有名でないかもしれませんが、実際に使ってみてかなり良い参考書でした。

“徴候から見抜け!小児救急疾患”の感想

書籍名

徴候から見抜け!小児救急疾患

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

小児救急のmust rule outやpit fallに重点を置いて解説している

 

読者の感想

小児救急分野でご高名な市川光太郎先生編集の鑑別疾患系の参考書です。
小児救急におけるmust rule outやpit fallに重点を置いて解説されています。
救急車対応や三次救急まで対応しているならば特にしっかり読むと勉強になると思います。

“小児科救急の基本 「子どもは苦手」を克服しよう!”の感想

書籍名

小児科救急の基本 「子どもは苦手」を克服しよう!

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

「ちょっとした外傷への対応」という他の参考書にはあまり記載のない内容をカバーしている

 

読者の感想

成育の救急にいらっしゃった鉄原先生という若手小児救急医の先生の編集された参考書です。
鉄原先生の哲学が詰まった本で、1,2章は診察の仕方やPALSの説明などになっています。
鑑別疾患や症候学の参考書としてはやや内容が少なめですが、軽度外傷も受け入れている成育のERに即した内容なので、外傷の評価、こどもの頭部外傷への対応、挫創の洗浄・縫合の仕方、肘内障や骨折への対応といったちょっとした外傷への対応が書かれており、他の参考書にはない強みとなっています。

“「ぱっと診」でわかる!小児の一発診断100”の感想

書籍名

「ぱっと診」でわかる!小児の一発診断100

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

クイズ感覚で知識が増えていく 

読者の感想

典型的な100の症例が提示され、それに対する答え・解説といった内容で面白かったです。
勉強し外来で経験を積んだ後にクイズ感覚で読むと、付随する知識や知らなかった知識が増えていきます。

“帰してはいけない小児外来患者”の感想

書籍名

帰してはいけない小児外来患者

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

小児救急外来に慣れてきた後期研修時点で読むと、リアリティを持って学べる

 

読者の感想

とても良い参考書ですが、読むタイミングが重要です。
読むべきタイミングは「小児救急外来に慣れてきて数か月が経った後期研修時点」だと思います。
というのも典型例でないpit fallをつくような症例の紹介が多いからです。
僕自身、初期研修と後期研修の2回この参考書を通読したのですが、1回目はあまり得るものがありませんでした。
しかし、2回目は「忘れがちだけど、これ大事だよな」とか「あ、この前これ確認してなかったな、危ない…」などリアリティを持って本書の内容を教訓にしていけました。

“帰してはいけない小児外来患者2 子どもの症状別 診断へのアプローチ”の感想

書籍名

帰してはいけない小児外来患者2 子どもの症状別 診断へのアプローチ

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

1と同様、とても読みやすく通読しながら学べる

 

読者の感想

前作と同様おすすめです。
前作の特徴を引き継ぎながら、各症状のレッドフラッグサインを中心に診断へのアプローチが書かれています。
とても読みやすく、通読しながら学べる参考書です。

“よくみる子どもの皮膚疾患”の感想

書籍名

書籍名を入れる

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

 

読者の感想

子どもは、アトピー性皮膚炎、川崎病、溶連菌、手足口病、伝染性膿痂疹など、皮疹が出る疾患がたくさんあります。

しかし、僕もそうでしたが、皮膚疾患に自信ある言えるヒトは少ないと思います。

この参考書はどうやら成育の皮膚科で長年勤務されていた先生が書いた本の様で、写真がいっぱいで子どもの皮膚疾患について詳しく書いてあり、とても勉強になりました!

昔、伝染性膿痂疹の典型例が外来にきて、全くなんの疾患か分からず「皮膚科行ってください」としか言えなかった自分がなつかしいなぁ。

“アトラスさくま 小児咽頭所見”の感想

書籍名

アトラスさくま 小児咽頭所見

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

様々な咽頭所見を大きなカラー写真とともに説明している

 

読者の感想

知る人ぞ知る名著。
もはや参考書というより写真集という言葉がふさわしいほどの芸術作品です。
小児科外来の現場で20年間培われた咽頭所見と、原因微生物の分離、培養結果をすり合わせることで生まれた集大成です。
各ウイルス感染や溶連菌感染による咽頭所見等を大きなカラー写真とともに説明しています。
見比べてみれば同じ咽頭所見でも原因微生物によって所見が異なることに気づけて感動します!

“小児症候学89”の感想

書籍名

小児症候学89

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修の働きたて

 

使用した場面、役立ったエピソード

鑑別を進めていくとき

 

読者の感想

周りのみんながオススメでいい!と口をそろえて言っていたので買って参考にしてみました。

確かに全てをフローチャートに落とし込んでいるのはよいのですが、逆に見にくいことがあったり、そのフローチャートの説明が十分ではなかったです。

個人的にはそんなに使いやすい!毎回使いたい!という使い勝手ではありませんでした。
好みがあるようなので、一度中身をみてから買うといいと思います。

“システマティック・レビューとメタ解析で読み解く 小児のかぜの薬のエビデンス”の感想

書籍名

システマティック・レビューとメタ解析で読み解く 小児のかぜの薬のエビデンス

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

 

読者の感想

尊敬している小児科医×疫学者でブロガーのDr.kid先生(https://www.dr-kid.net/)が今回参考書を出すということで、とても期待して楽しみにしていた参考書です!

しかし、内容は「かぜ薬にエビデンスは乏しい」という分かりきったことを、

「とても正確に」書いてくれただけの参考書でした。

メタアナリシスの読み方などの解説は面白かったですが、

この参考書を読んだからといって明日からの診療が変わる、ことはありません。とても期待していただけに残念でした。

“外傷処置・小手技の技&Tips”の感想

書籍名

外傷処置・小手技の技&Tips

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

縫合に関して形成外科の先生の考えを勉強できた

 

読者の感想

小児の顔の傷を誰が縫うかは病院によって異なりますが、成育では小児科医が縫合します。
基本的に小児科は内科なので縫合をしないことが多いですが、子どもの専門家として縫合できるに越したことはないでしょう。
できるだけ綺麗に縫ってあげたいと思い、縫合が上手な形成外科の先生が書いた参考書で勉強しようと思って読みました。
小児科医として参考になる部分は参考書全体の1/3くらいですが、傷はどう治っていくかなどの形成外科の考え方を勉強できてよかったです。

“小児整形外科テキスト”の感想

書籍名

小児整形外科テキスト

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 整形外科としての考え方を学べる

 

読者の感想

骨折、肘内障、単純性股関節炎、化膿性股関節炎など小児救急外来では整形外科にコンサルトすることが多いです。
処置自体は整形外科の先生にお願いすることが多いですが、日本小児整形外科学会の出しているこの参考書で、整形外科としての考え方を学んでおくのは勉強になります。

“小児の薬の選び方・使い方”の感想

書籍名

小児の薬の選び方・使い方

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 他科志望の初期研修医の小児科ローテ中にオススメか

 

読者の感想

症候と疾患、どちらの観点からもとても分かりやすく書かれています。
内容がやや簡潔で専門医にオススメできる本ではありませんが、他科志望の初期研修医の先生が小児科をローテする際には良い参考書だと思います。

“内科医・小児科研修医のための小児救急治療ガイドライン”の感想

書籍名

内科医・小児科研修医のための小児救急治療ガイドライン

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 調べる入り口として一度読んで概要をつかむといった使い方が便利

読者の感想

症候・疾患別に小児救急の教科書的な内容が書いてある本です。
コンパクトにほとんどの症状や疾患を網羅しており、調べる入り口として一度読んで概要をつかむといった使い方できて便利です。
ただ、専門医としては物足りない内容かと思います。


病棟管理で役立つ 15冊

※上から評価の高い順に掲載

“小児疾患診療のための病態生理1,2,3”の感想

書籍名

書籍名を入れる

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

小児科専門医としてup to dateや英語論文などを使って勉強を始める前に日本語で勉強できる 

読者の感想

小児科専門医となるとup to dateや有名ジャーナルのreview、成書の原書、プロブレムに応じた英語論文などで勉強していくと思いますが、その前に日本語の参考書で勉強した方が効率がいいと思います。
治療法は変わることが度々ありますが、病態を踏まえた疾患概念は変わることが少なく、その病態から詳しく疾患別で書かれているこの参考書はとても勉強になりました。
出会う疾患全てでこの参考書を読むと理解が深まっていくと思います。

“小児臨床検査ガイド”の感想

書籍名

小児臨床検査ガイド

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 年齢による検査値の変化も含めて小児の検査値の特徴を書いており困ったときはこの参考書を見ていた

読者の感想

代替するものがない参考書と言えます。
WBCはもちろんCreや甲状腺ホルモンなどの年齢等で正常値が変化する検査値の正常値や特徴を示してくれています。
小児の検査値で困ったらこれを見るようにしています。

“小児気管支喘息治療・管理ガイドライン”の感想

書籍名

小児気管支喘息治療・管理ガイドライン

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 小児科で一番見るガイドライン、何回も開きほとんどを読んだ

 

読者の感想

おそらく小児科で一番見るガイドラインだと思います。
救急外来、病棟どちらにおいても喘息発作は何度も診ます。
その際、病態から急性期対応、コントローラーの使い方など、この本をベースに勉強するのがオススメです。
初回喘息と反復性喘息の鑑別、乳児喘息の対応などについても詳しく説明されており、とても勉強になるので何度も開いて結局ほとんどを読むことになると思います。

“小児臨床検査のポイント 2017”の感想

書籍名

小児臨床検査のポイント 2017

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:小児の検査値について分からないことがあった時

 

読者の感想

小児の検査値についての参考書には「小児臨床検査ガイド」という名著があり、僕も小児科1年目はそれを参考にしていたのですが、項目によってはさらに詳しい内容が書いてる本書をみつけたので購入して読んでみました。

この本もとても勉強になります!

小児臨床検査ガイドとどちらも手元に置いておいて、勉強したい検査値についてどちらともで調べるようにすると補い合って勉強になると思いました。

小児における正常値だけではなく、疾患特異性や検査値の意味の部分から解説してあるのでより詳しいことが書いてあることが多いです。

是非、一度参照してみて下さい!

“最新ガイドライン準拠 小児科診断・治療指針”の感想

書籍名

最新ガイドライン準拠 小児科診断・治療指針

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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

 

 

読者の感想

最新のガイドラインに準拠するように書かれた内容の参考書で、2017年に出版された参考書です。

こちらも初めて出会う疾患で毎回読むようにすると勉強になり、1位の参考書より簡潔で分かりやすいため、僕はこっちを一読してから1位の参考書も読むようにしていました。

これも徐々に参照する回数は減ってきますが、最初の勉強にはいいと思います。

“川崎病のすべて”の感想

書籍名

川崎病のすべて

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4521740952

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 川崎病に関して日本語でまとめてあり、理解が深まった

 

読者の感想

川崎病は入院施設に患者が集まるので、診る施設ではある程度の頻度で出会うことになります。
川崎病患者はアジアに多く、英語文献があまり充実していません。
よって、日本語でしっかりとまとめられているこの参考書を読むと、かなり理解が深まります。
例えば動脈瘤が形成されるのは発症第12病日くらいであることは有名ですが、その時の病理所見はどうなっているのかなどは知らない方も多いと思います。
川崎病をより詳しく診れるようになる一冊です。

“川崎病学”の感想

書籍名

“川崎病学”

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

川崎病に関しては「川崎病のすべて」という有名な小児科臨床ピクシスシリーズで取り上げられていますが、今回”日本川崎病学会”が参考書を出した、ということで購入して読んでみました。

しかし、「川崎病のすべて」を超える内容はほぼありません。

ただ”病因論”の部分だけは詳しくて、読んでいるだけで面白かったです笑ウイルス説以外にも、気流説などもあるのは知らなかったです。

“ネルソン小児科学”の感想

書籍名

ネルソン小児科学

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 詳しく書いてある内容もあるので時折参考にする

 

読者の感想

学生でも名前だけは聞いたことがあるくらい小児科の成書として名高いネルソンですが、使い勝手がいいかと言うと、微妙です。
日本語訳の最新版が2015年出版であり、必ずしも最新の内容というわけでもなく、日本というよりアメリカの教科書というのが使いづらい原因でしょうか。
ただ、詳しく書いてある内容もあるので時折参考にします。

“小児急性中耳炎診療ガイドライン 2018年版”の感想

書籍名

小児急性中耳炎診療ガイドライン 2018年版

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 小児の中耳炎診療を考える上で一度は勉強する価値があるガイドライン

 

読者の感想

推奨抗菌薬にオラペネムが明記されているなど、少し物議を醸したガイドラインですが、中耳炎の診療を考える上で一読の価値があるガイドラインです。
耳鼻科学会が作っているだけあって、鼓膜所見を重視し鼓膜切開も積極的に行われる流れとなっています。
小児診療にどう役立てるかは各々の判断によると思います。

“小児科ステロイドの使い方・止め方・続け方”の感想

書籍名

小児科ステロイドの使い方・止め方・続け方

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

読者の感想

ステロイドの使用が長期になってきたときの漸減の仕方について決まった方針がなかったので、この本を買って読んでみました。

ステロイドの薬理作用から説明があり、小児における使用方法や、副作用として気を付けておくべき症状などが取り上げられていました。

メチルプレドニゾロンの方が肺への分布が優れているため気管支喘息ではメチルプレドニゾロンを使用する、などは知らない知識でした。

“小児の症候群”の感想

書籍名

小児の症候群

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

難病情報センターの情報と併せて使用していた

 

読者の感想

成育で働いていると、聞いたことのない症候群や遺伝子異常の既往のある小児を担当することもあります。
そういった希少疾患は基本的に参考書に載ってないことが多いですが、そんな時参照できる貴重な参考書です。
内容は簡潔で、難病情報センターの情報と併せて最低限めずらしい疾患に関してもおさえるようにしていました。

“遺伝医学への招待”の感想

書籍名

遺伝医学への招待

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南江堂
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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 遺伝医学の基本の復習

 

読者の感想

注)上記画像は第6版のものですが、下記のレビューは第5版のものです

小児科として働いているとダウン症をはじめとした染色体異常などの「遺伝子異常」からは逃げられません。
しかし、苦手意識を持っている人も多い分野だと思います。
僕も「不均衡転座」や「FISH法」程度も分かっていなかったため、入門書であるこの本を通読しました。
かなり簡単な部分から説明を始めてくれていて、とても読みやすく遺伝子検査のオーバービューなどが分かりやすかったです。

“こどもの検査と処置の鎮静・鎮痛”の感想

書籍名

こどもの検査と処置の鎮静・鎮痛

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★☆☆☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 小児の鎮静の際のリスクやリスク評価の事前に読んで理解を深めた上で鎮静・鎮痛に臨めた

 

読者の感想

小児では、じっとして検査や処置を受けることができないので、鎮静・鎮痛が必要となり、残念ながら多くの病院でリスク管理が不十分な状態で鎮静・鎮痛薬を使用しています。
実際の薬剤投与、対応が大きく変わるわけではないですが、鎮静の際のリスクやリスク評価の事前に勉強しておくと、より深く理解した上で鎮静・鎮痛に臨めるようになります。

“低形成・異形成腎を中心とした先天性腎尿路異常(CAKUT)の腎機能障害進行抑制のためのガイドライン”の感想

書籍名

低形成・異形成腎を中心とした先天性腎尿路異常(CAKUT)の腎機能障害進行抑制のためのガイドライン

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★☆☆☆☆☆☆

 

読者の感想

小児は尿路感染症の治療に際して、背景の基礎疾患がないかの検索が大事になってきます。そのためこの参考書を買ったのですが、内容ペラペラです。DMSAの解釈で勉強になったくらいでしょうか。

NICEやAAPガイドラインなどを勉強するか、施設ごとの尿路感染症時の検査の流れを確認しておく方が大事だと思います。

“トンプソン&トンプソン 遺伝医学”の感想

書籍名

トンプソン&トンプソン 遺伝医学

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★☆☆☆☆☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修の働きたて

 

読者の感想

遺伝子異常の勉強をしようと意気込んだ時にかった教科書ですが、かなり専門的であまり使えませんでした。
ほんとに数回だけ辞書的に使いましたがその程度です。
興味がある人は内容を確認の上、購入するのが良いと思います!


小児外来で役立つ 4冊

※上から評価の高い順に掲載

”小児心身医学会ガイドライン集”の感想

書籍名

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レビューした人

 小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

小児科医として、小児心身疾患の鑑別を網羅したい時

 

読者の感想

心身医療ガイドライン、小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン、不登校診療ガイドライン、摂食障害ガイドライン、繰り返す子供の痛みの理解と対応ガイドライン、の5つのガイドラインがまとまっています。

小児科になるまでは気が付きませんでしたが、多くの子どもたちが心身症としての頭痛や腹痛に悩んでおり、また気持ちの問題で不登校になっていると思い込んでいたら実は身体的に起立性調節障害があったなどの症例も少なくないです。

小児科医として不登校の子どもにどう対応するか、答えは無く難しい問いですが、勉強しておくべきであると思います。

先生たちがそれぞれに自分なりの答えを見つけていってほしいです。

“夜尿症 診療ガイドライン 2016″の感想

書籍名

“夜尿症 診療ガイドライン 2016”

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4787822055

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

夜尿症は7歳で10%、10歳で5%、15歳以上で2~3%と実はかなりの頻度で起きており、致命的な疾患ではないまでも子供の自尊心を損ない人生全体にいい影響を与えないとされます。

ガイドラインにしては読みやすい本書を使って、症状・分類や大まかな治療の流れを確認すると良いと思います。

もし夜尿症の子の外来をするのであれば、適切に治療するためにも絶対に一度読むようにしてください

“小児・思春期の頭痛の診かた”の感想

書籍名

“小児・思春期の頭痛の診かた”

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4525282819

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

小児の頭痛は、二次性を除外してからが長いです。

この本では、小児における片頭痛の特徴や、小児での予防薬の使い方、起立性調節障害との合併、周期性嘔吐症候群や腹部片頭痛との関連など、小児の慢性頭痛の診かたを書いてくれたとてもわかりやすい本です。

小児の頭痛は、心理的な面や起立性調節障害・片頭痛など色々と複雑にからみあって出ていることもあるため、色々と背景を知っておく必要があります。

あまり小児の頭痛だけで解説している参考書は少ないので、とても勉強になりました。

“夜尿症のみかた”の感想

書籍名

夜尿症のみかた

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4525281618

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

夜尿症の参考書としては、夜尿症のガイドラインがあり、そちらで治療方針は分かっても、夜尿症の経過は長いので全体像をつかむのは難しいです。

そんな時、この参考書では、ある程度典型的なケースが8こ紹介されていて、それに沿って実際に夜尿症をどう見るべきかが書いてあるので分かりやすいです。

著者は夜尿症の専門ともいえる先生なので、「期待膀胱容量」などは詳しすぎるかもしれません。


重症心身障害系 5冊

※上から評価の高い順に掲載

“重症心身障害療育マニュアル”の感想

書籍名

重症心身障害療育マニュアル

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4263235967

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

筋緊張の病態や治療法、栄養の目標の決め方などを医学的に書いている

 

読者の感想

「こんな参考書が欲しかった!」と成育で1年間後期研修をして、ついに見つけた参考書です。
筋緊張の病態や治療法、栄養目標の決め方などを医学的に書いている参考書で、このような参考書はなかなか見つかりません。
この領域に関しては、看護やケア、ソーシャルワーク的な内容についての参考書が多く、小児科医として医学的なことを勉強できるこのような参考書は貴重でオススメです。

“病気をもつ子どもと家族のための「おうちで暮らす」ガイドブック”の感想

書籍名

病気をもつ子どもと家族のための「おうちで暮らす」ガイドブック

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

重症心身障害児の自宅での生活を考える際

 

読者の感想

重症心身障害児と触れ合う全ての小児科医に読んでほしい1冊です。
重症心身障害児とその家庭を熟知した小児在宅医療を専門としている小児科医の先生が重症心身障害児の家族に向けて書いた本で、多くの重症心身障害児の親からの声を取り入れてます。
自宅で暮らすため入院中からどう準備すればいいか、児の生活を支えるのにどのような職業や制度があるのか、など現実的に自宅での生活を考えられるように書いています。
成育では、重症心身障害児と触れ合うことも多く退院調整をすることも多いため、児の自宅での生活についてなるべく具体的に分かっておくとよいと思います。

“重症心身障害児・者 診療・看護ケア実践マニュアル”の感想

書籍名

重症心身障害児・者 診療・看護ケア実践マニュアル

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

やや医学的な内容から看護ケアの話まで幅広く扱っており勉強になった

 

読者の感想

成育で名著と語り継がれている参考書です。
やや医学的な内容から看護ケアの話まで幅広く扱っており、特に重症心身障害児では医学的な介入よりも看護ケアの重要性が大きいこともあるため、とても勉強になりました。
嚥下が困難な人への飲み込みやすい姿勢の話や、胃瘻の管理についてなど、実際問題となる内容について詳しく書かれています。

“実践!!小児在宅医療ナビ”の感想

書籍名

実践!!小児在宅医療ナビ

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4525280514

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

NICUから退院の流れや職種別の役割、在宅での手技やケアなどについて網羅的に書かれている

 

読者の感想

小児在宅医療の教科書を目指して書かれた本で、NICUから退院の流れや職種別の役割、在宅での手技やケアなどについて網羅的に書かれています。
著者の前田先生含め小児在宅医療の黎明期を支えたドクターたちの座談会の内容を読んで泣きそうになりました。

“小児在宅医療の現状と展望”の感想

書籍名

小児在宅医療の現状と展望

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B07F9GKTM4

レビューした人

小児科医、医師5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★☆☆☆☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

自分の勤める成育医療センターの何人かの先生が執筆していることから読んでみましたが、あまり濃い内容の本ではありませんでした。


感染症系 8冊

※上から評価の高い順に掲載

“小児感染症の診かた・考えかた”の感想

書籍名

“小児感染症の診かた・考えかた”

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★★

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:小児感染症を診るとき
なぜ:小児科で感染症の考え方を書いたまとまった参考書がない中、この参考書が一番勉強になるから

 

読者の感想

小児感染症分野だと、この「小児感染症の診かた・考え方」と「小児感染症のトリセツ」の2冊がとてもよい参考書なのですが、個人的な好みでこちらの方にのみ星10個の満点の評価をしています。

僕が読んできた参考書200冊中、確かまだ2−3冊にしかつけていなかった満点をここでつけました。

トリセツ同様に、抗菌薬の1つずつの特徴や、肺炎・中耳炎・蜂窩織炎など項目ずつの解説もしっかりしており、全体的に分量も多いことからトリセツよりも詳しいです。

またchapter4に書かれている「月齢による発熱の対応の仕方」に関しては、救急外来で悩むことや、自分の中でしっかりとしてルールにできていなかった部分をしっかり説明してくれていて、さらに自分の診療をブラッシュアップすることができました。

「この年齢層では呼吸器症状がなくてもoccult pnuemoniaを疑ってX線をとる」など、ちゃんと決められている人はどれだけいるでしょうか。

Hibや肺炎球菌のワクチンは何回打っていれば予防効果を期待してよいか、など個人的に疑問に思っていたことにズバリ答えてくれてとても勉強になりました。

小児でよく問題となる、肺炎や尿路感染症についての解説や、抗菌薬ごとの説明に関してもある程度しっかり勉強していたはずですが、それでも知らない役に立つ知識がまとまっており、目から鱗でした。

イメージでいうと、トリセツよりもより”考え方”の部分に重点をおいてくれている印象でした。

小児科後期研修の方は、絶対買って読んでください。読んでないだけで周りと大きな差が出来てしまいます。

“小児感染症のトリセツ remake”の感想

書籍名

“小児感染症のトリセツ remake”

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金原出版
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4307170733

レビューした人

 小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:小児感染症を診るときはいつも

 

読者の感想

小児科医であれば絶対読んでもらいたい一冊です。

基本的な項目立ては、ほとんど小児感染症の診かた・考え方と同じで、違いは「風邪の診かた」「発熱へのアプローチ」の項がないくらいです。

こちらの良さは「抗菌薬の投与量と投与期間を明記している」ところです。

当直の時などに「あれ眼窩隔膜前蜂窩織炎って何の抗菌薬だっけ?何日間予定だっけ?」などとちょっと調べるのに使いやすい内容とレイアウトとなっています。

また、書かれている内容も「小児感染症の診かた・考え方」とかぶっていることもあれば、こっちのほうが詳しいこともあるので、比較しながら読むと面白いです。

特に感染性心内膜炎などは、

トリセツ:小児はエコーウィンドウが広く、経胸壁心エコーの感度が成人に比して高い(80%)

診かた・考え方:小児における経胸壁心エコーの感度は25〜50%で、成人よりも感度が低く、さらに複雑心奇形になるほど心エコーの感度は低くなります

と書いてあり、いってることが全く逆です笑

やはり文献や参考書は1つにしぼらず、最終的には自分で何を正しいと考えるかは決めていかないといけないと思います。

ただし、とりあえずこの参考書は全ての小児科後期研修医が読むべき参考書なので、文句は言わずに全部読みましょう。

“最新 感染症ガイド R-BOOK 2018-2021”の感想

書籍名

最新 感染症ガイド R-BOOK 2018-2021

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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて、それ以降

読者の感想

アメリカ小児科学会が出している感染症の教科書です。

小児の感染症科も内容を参考にしたり根拠にすることも多い教科書で、日本語訳だとある程度読みやすく気になる項目に対して調べて読むととても勉強になります。

やはり米国小児科学会が出してあるだけあり、ワクチンの安全性や有効性に関する内容や、学校保健などの隔離に関する情報なども詳しく書いてあります。

僕は買いましたが1万9千円と高いので、誰かに見せてもらってもいいかもしれません。(僕は2015年版も買ったのでtotal 5万くらいかかりました笑)

“小児呼吸器感染症診療ガイドライン2017”の感想

書籍名

小児呼吸器感染症診療ガイドライン2017

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4877941835

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて、それ以降

読者の感想

日本小児呼吸器学会と日本小児感染症学会が出しているガイドラインで、2017年のものである程度新しいエビデンスを元にかかれたガイドラインです。

特に、ウイルス性が多いといわれている小児の肺炎における原因微生物での疫学的な割合や、抗菌薬の選択、抗菌薬の投与期間などについて、エビデンスに基づいて勉強できるためとても役に立ちます。

“日常診療に役立つ 小児感染症マニュアル2017”の感想

書籍名

日常診療に役立つ 小児感染症マニュアル2017

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

日本小児感染症学会が出した本で、病原微生物の辞書のような本です。2017年に出たものですが、病原微生物ごとの特徴や臨床症状など詳しく書いてあり、詳しい内容を知れることがあるため、たまに開いては見ています。

例えば、サルモネラ胃腸炎は約1~5%で菌血症を伴うなどの情報を持ってサルモネラ菌血症の診療にあたることができます。

“症例から学ぶ 輸入感染症 A to Z”の感想

書籍名

症例から学ぶ 輸入感染症 A to Z

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編, 発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

輸入感染症に興味があるため勉強してみました。

成育では外来で海外渡航歴がある方もいるので、輸入感染症をみたときの問診事項などを詳しく知ることができて勉強になりました。

「渡航地」「潜伏期」「曝露歴」の問診でかなり感染症に迫れる、というところがとても勉強になりました。

“ネルソン小児感染症治療ガイド”の感想

書籍名

ネルソン小児感染症治療ガイド

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4260028243

レビューした人

医師5年目、小児科医(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読者の感想

主に抗菌薬の投与量を調べるときに用いることが多いですが、最近はuptodateで調べることの方が多くなりました。

主に抗菌薬の投与量を調べるときに用いることが多いですが、最近はuptodateで調べることの方が多くなりました。

抗菌薬の量は本当に諸説あるので、自分の信じるものをある程度決めて複数個確認するようにするといいかもしれません。

“小児の臓器移植および免疫不全状態における予防接種ガイドライン 2014”の感想

書籍名

小児の臓器移植および免疫不全状態における予防接種ガイドライン 2014

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¥3,190 (2021/09/21 21:42:20時点 Amazon調べ-詳細)
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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

読者の感想

小児腫瘍を診ている時に、抗がん剤治療中の子どもや造血幹細胞移植後の子どもなどの予防接種はどうなっているんだろうと思い、買って読んでみました。
こういう世界でもしっかりエビデンスを集めて書いてくれているガイドラインがあるんだなぁと感動しました。


けいれん・てんかん・神経系 15冊

※上から評価の高い順に掲載

“新版 脳波の旅への誘い 第2版”の感想

書籍名

新版 脳波の旅への誘い 第2版

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¥3,080 (2020/11/26 11:27:11時点 Amazon調べ-詳細)
4791105990

レビューした人

脳卒中内科医(医師5年目)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書を読むのに有用なタイミング

後期研修医働きたて

 

その参考書を一文で表すとすれば?

やさしい脳波入門

 

読者の感想

以前、「ここに目をつける!脳波判読ナビ」(南山堂)のレビューをさせていただきました。
同書はこういったときはこういう脳波所見がみられるとか、判読の手順・所見の記載方法などはとてもよくまとまっていて、基礎的な内容をつかむことが出来るんですけど、繰り返し読んでいくにつれてちょっと脳波波形そのものの説明が物足りないな~と思うようになりました。
ハンドブック感があるというか。

そこで今回「脳波の旅への誘い」を読んでみたんですが、本書は筆者が読者に語りかける口調で脳波の基礎を説明してくれており、非常に読みやすいです。
とくに、基礎となる波形そのものの説明がやさしく、「高振幅な徐波が出現する」と一言で片づけるのではなく、具体的に波形を「見た目の感じ」と「脳波用語を用いた表現」を並べて解説してくれるため、初心者にとってはとてもありがたいです。

内容としては、どんな脳波入門書にも書いてあるような基礎中の基礎だと思います。
これ1冊で脳波が読めるようになるとは思いませんが、脳波アレルギーの自分にはありがたい1冊です。
見開きB5の小さい本で、全230ページです。
自分は脳波の1冊目としては読んでおらず、少し予備知識がありましたので1日数時間×数日で読み切れました。

「ここに目をつける!脳波判読ナビ」(南山堂)やその他脳波の入門書の補足として用いるのがいいのではないかと思いました。
第二版ですが出版は2006年と古く、見解が異なるところがあるのが1つ難点です。

 

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

読者の感想

他の参考書とは違って、読みものとして読めるのが本書の特徴です。読み進めながら脳波の基本的な内容が理解できるのがおすすめなところです。

脳波の雰囲気掴みや苦手意識を減らすためには良いですが、これだけで小児の脳波が読めるようになるわけではないので気を付けましょう

“ねころんで読める てんかん診療”の感想

書籍名

ねころんで読める てんかん診療

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¥3,740 (2022/05/22 14:39:19時点 Amazon調べ-詳細)
4840457611

 

レビューした人

脳卒中内科医先生

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

この参考書を読むタイミング

研修医2年目, 後期研修の働きたて, 後期研修中やそれ以降

 

この参考書を一文で表すと

てんかん診療の心構え・全体像をつかむ本

 

読者の感想

てんかんは難しそうな本が多い中、読みやすそうだなと思い手に取りました。医師3年目くらいに読みました。てんかん専門医が非専門医向けに書かれた参考書です。

見開きA4サイズで、全部で200ページないくらいですが、「ねころんで読める」の題名通りあまり気負わずにササっと読み込めます。

内容としては、①問診、②診断・検査、③抗てんかん薬、④外科治療、⑤てんかんと生活、で構成されています。救急の本ではなく、てんかん重積の対応などの記載はありません。また、脳波の判読なども同様です。

「発作ゼロ、副作用ゼロ、不安ゼロ」を目標として、患者に寄り添ったてんかん診療の心構え・全体像をつかむための本、くらいの立ち位置かと思います。患者と筆者とのソーシャルメディアでのやり取りがいくつも紹介されていたのが面白かったです。また、抗てんかん薬のイメージがつかみやすくなるような解説もよかったです。

その他、具体的な内容を紹介したいですが、トピックが多く紹介しきれません。これから始めててんかんを学ぶ方には、勉強のハードルを下げる役割としてオススメできます。

 

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

  

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

この参考書はてんかん専門医が何を大切にしており、どう考えているのか、またてんかん患者をどのようにフォローしていくべきかが分かりやすく解説されており、とてもおすすめです。

特に若手小児科医でもてんかん治療を主体的に行う方などにはおすすめでしょう。

また、薬剤のイメージや役割(レベチラセタムやラモトリギン)がとてもキャッチーに分かりやすく書いてあるがとてもよかったです。

“熱性けいれん診療ガイドライン 2015”の感想

書籍名

熱性けいれん診療ガイドライン 2015

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¥3,080 (2022/05/23 13:27:40時点 Amazon調べ-詳細)
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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

参考書のレベル

研修医働きたて

 

読者の感想

小児科医となるために絶対避けては通れないガイドラインです。

ものすごく頻度が高く、親の心配も強い「熱性けいれん」に対しては小児科医として、正確な知識や疫学的データが必要です。

正確に知識をインプットできていない人も散見されるので(脳波検査の有用性やダイアップ座薬による予防投薬の推奨など)、是非正確な知識と共に診療にあたってください。

“初めてのけいれん さあどうするか”の感想

書籍名

初めてのけいれん さあどうするか

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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

読者の感想

けいれんの対応は、小児救急対応の基本にして真骨頂です。

市中病院では基本的に後期研修医がけいれん重積の対応を任されることになります。

「初療の採血では血糖や電解質が一番大事」

「けいれんは止まったのか、続いているのかをどう見極めるか」

けいれんの前・中・後での問診を意識しろ」

など、どれも大事な知識ばかりです。

もし少しでもけいれん対応に不安があれば、一度は読んでください。

レビューした人

医師4年目、脳卒中内科医

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:けいれんへの対応、考え方を学べる

 

読者の感想

(2020年2月 記)

研修医2年目に読みました。

「てんかん」ではなく「けいれん」にフォーカスを当てた良書です。多くの医師に必要なのはてんかんの診療ではなく、てんかんを見たときの対処、考え方でしょう。

本書では、まずけいれんを止める、てんかんかどうかはその後考える、というところから始まります。そして、いつ?何してるとき?どんな発作?どれくらいの時間?発作後の様子は?と問診すべき事の説明がわかりやすいです。搬入時はけいれんが既に止まっている事も多く、発作を目撃した人にこれらの問診を行い、急性症候性発作を除外したうえで専門科にコンサルトが出来るだけで、優れた研修医・救急医と言えるでしょう。

小児科の先生が執筆されていますが、全ての医師にオススメです。読めば明日からのアクションが変わる。そんな本です!

“小児けいれん重積 治療ガイドライン 2017”の感想

書籍名

小児けいれん重積 治療ガイドライン 2017

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4787822608

レビューした人

小児けいれん重積 治療ガイドライン 2017

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

研修医働きたて

読者の感想

病院によっては独自のプロトコルでけいれん重積に対応しています。

その弊害として、けいれん重積の一般的な対応を知らない、自分の使っている薬の量が他と比べて多いのか少ないのか知らない、ましてや薬剤を用意できない、などの後期研修医を生んでしまいます。

独自のプロトコールやフローチャートは覚えてしまえば楽ですが、さらなる学びを失う思考停止にもなり得るので、自分でもなるべく勉強してフローチャートを咀嚼するといいと思います。

“小児てんかんの最新医療”の感想

書籍名

“小児てんかんの最新医療”

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

読者の感想

最新と言いつつ2014年が最終改訂が古いのが玉にキズではありますが、
内容はとてもよいです。

各症候群ごとの説明や、薬剤ごとの説明、特に「治療終了と再発」という項目の再発のデータや、治療期間中の定期検査のすすめ方などとても勉強になりました。

特に頻度の高いてんかんの臨床像や脳波所見、薬剤治療と予後などは意識的に学んでいくとよいでしょう。

“子どものけいれん・てんかん 見つけ方・見分け方から治療戦略へ”の感想 

書籍名

子どものけいれん・てんかん 見つけ方・見分け方から治療戦略へ

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中山書店
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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

読者の感想

てんかんについては、外来での長期フォローを始める前に、症候群ごとの特徴や、脳波の読み方を知っておいた方がよいですが、まずは各症候群の特徴や好発年齢のイメージは持つことから始めるといいと思います。
そのような内容が一番分かりやすく解説されているのがこの参考書で、まわりからもおすすめされることが多いです。

“フェニチェル 臨床小児神経学”の感想

書籍名

フェニチェル 臨床小児神経学

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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

小児神経の先生に教えてもらった、神経症状に特化した鑑別診断の教科書です。

例えば「眼振」とか「筋緊張低下」などといった主訴に対して、どういった疾患が鑑別にあがるのかや確認すべき診察所見や検査所見などを紹介してくれています。

実際、唯一無二の教科書で、時々神経系の主訴の勉強のために読むことがあります。とてもオススメな一冊です。

“小児神経専門医テキスト”の感想

書籍名

小児神経専門医テキスト

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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

読者の感想

日本小児神経学会発行の参考書ですが、期待ほど詳しい記載はないです。

全範囲を網羅的に解説しているため、参照用には使用できますが、頻度の高い疾患に関して理解を深めるためには、それに特化した参考書を読むことをお勧めします。

“実践 小児脳波入門”の感想

書籍名

実践 小児脳波入門

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

小児神経のローテーションが春休みにかぶったおかげで大量の脳波を読ませてもらったのですが、ほぼ全ての先生が脳波の参考書としてオススメする名著であり、実際に若手の先生方もよく復習するためにペラペラ覗いていました。

やはり一番勉強になったのは1枚1枚を上級医に一緒に脳波を読み合わせをしてもらいながら本書を通読したことでした。

出来るなら、脳波をしっかり読める人に師事をあおぎながら勉強できると効率がいいと思います。

また枚数をこなすことができればなお良いです

“ベッドサイドの小児神経・発達の診かた”の感想

書籍名

ベッドサイドの小児神経・発達の診かた

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4525285540

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

 

読者の感想

小児科の診察では成人と違って指示に従えない年齢のことも多く、丁寧な神経診察できない場合が多いです。

そんな小児に独特な反射の取り方、発達の評価方法が、網羅的されています。

ただし量は多いのでその都度参考にすることをおすすめします。

“小児急性脳症 診療ガイドライン”の感想

書籍名

小児急性脳症 診療ガイドライン

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

急性脳症は頻度は高くないものの、もちろん遭遇することはある疾患です

特に頻度的にも典型的な経過・画像的にもけいれん重積型急性脳症などの知識は、小児科専門医としては必要だと思います。

使用する頻度は高くなく、ネットで無料でもあるので、遭遇した時に参照して勉強するのも良いかもしれんません。

“脳波判読step by step 入門編”の感想

書籍名

脳波判読step by step 入門編

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4260002996

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

名著「実践 小児脳波入門」の次の一冊として読み、小児脳波のマスターを試みましたが、本書自体は読み切れませんでした。
読みながらその都度一緒に脳波も参照する構成になっていますが、少し単調な感じがあり、途中で飽きてしまいました。

“手軽にとれる 小児神経所見”の感想

書籍名

手軽にとれる 小児神経所見

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4830630361

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

初期研修医、後期研修医働きたて

読者の感想

最低限の小児神経所見の取り方について、簡潔にまとめてあります。
図が多く、手軽に通読できる点はおすすめですが、後期研修レベルには少し物足りないかもしれません。

初期研修医で興味のある人にはおすすめです。

“単純ヘルペス脳炎診療ガイドライン2017”の感想

書籍名

単純ヘルペス脳炎診療ガイドライン2017

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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★☆☆☆☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

使用頻度はとても少ないですが、単純ヘルペス脳炎の症状や予後についてを成人と小児にしっかり分けて解説しています。
ヘルペス脳炎を疑い治療開始するべき患者はどのような患者か、などの大切な内容がを学ぶことが出来ます。

ネットでも参照出来たと思うので、そちらも合わせてチェックしてください。


画像/放射線科 3冊

※上から評価の高い順に掲載

“小児超音波診断のすべて” の感想

書籍名

小児超音波診断のすべて

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読んだ人

 小児科医4年目(当サイト運営者の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:小児病院で放射線科を回る時

なぜ:小児科では特にエコーが重要

どのように:幅広く網羅、しっかりとした内容

 

読者の感想

小児科では被曝への配慮がより求められるため、超音波のスキルが特に重要です

放射線科を回る時、成育ではエコーを何度もあてるのですが、その際の勉強にもこの参考書が役に立ちました。

仮に先生からエコーを丁寧に教われなかったとしても、これを読んでエコーをあてることでしっかりと学ぶことができると思います。

幅広く網羅していて、内容も良いので、大変お勧めです。

“すぐわかる小児の画像診断” の感想

書籍名

すぐわかる小児の画像診断

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学研メディカル秀潤社
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読んだ人

 小児科医4年目(当サイト運営者の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:小児における画像診断を勉強したい時

なぜ:この「すぐわかる小児の画像診断」がないと勉強できないことも多い

どのように:小児科医として画像の参考書が必要な場合はこれがお勧め

 

読者の感想

子どもは成長するにつれて画像所見が変わっていくことも多々あります。
例えば、新生児・乳児での髄鞘化や、乳突蜂巣の含気、などがあります。
それだけでなく小児特有の疾患についての画像を勉強するためにもこの参考書が必要となることが多いです。
さらに、小児の奇形についての画像も多数あり小児科医で画像の参考書を探している方にはこれをお勧めします。

“わかる!小児画像診断の要点”の感想

書籍名

わかる!小児画像診断の要点

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¥1,535 (2022/05/23 13:27:44時点 Amazon調べ-詳細)
4895926486

 

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営者の次郎作)

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:小児科の画像診断

なぜ:レントゲン・疫学的データが多い

 

読者の感想

成育の放射線科の先生方が訳している有名参考書ということで買いました。

画像ではレントゲンがやや多く、画像だけでなく疫学的データも多いと感じました。


小児麻酔 3冊

※上から評価の高い順に掲載

“臨床小児麻酔ハンドブック”の感想

書籍名

臨床小児麻酔ハンドブック

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営者の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:

なぜ:

どのように:

 

読者の感想

小児麻酔について知っておくべきことや、手技の解説、各外科において手術の注意事項などが要点を踏まえて説明されています。

重要なことは概ね書かれてあるので、麻酔の時間などに読み進めました。

麻酔専門医ほどの知識は必要ないとしても、小児麻酔について一通り知っておくと役に立つと思います。

“麻酔への知的アプローチ”の感想

書籍名

麻酔への知的アプローチ

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営者の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:

なぜ:麻酔科の考え方を知りたいと思った

どのように:病態生理、薬理、解剖について深く書かれている

 

読者の感想

麻酔科の考え方を勉強するために、総論のような所と小児科の各論の部分を読みました。

特に、病態生理や薬理学、小児の解剖について、麻酔科医の洞察力によって深く書かれていて、小児科医としても大変勉強になりました。

小児の酸素消費量の多さや体液分布、喉頭の高さについてもこの参考書で詳しく知ることができました。

時間に余裕があれば、これを読んで理解を深めることをお勧めします。

“MGH麻酔の手引”の感想

書籍名

MGH 麻酔の手引き

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営者の次郎作)

 

総合評価

★★★☆☆☆☆☆☆☆

 

読み返し度

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 

読者の感想

読んだのは新生児・小児の各論のみなのですが、内容をほとんど覚えていません…


新生児・NICU 9冊

※上から評価の高い順に掲載

“日本版救急蘇生ガイドライン2015に基づく新生児蘇生法テキスト”の感想

書籍名

日本版救急蘇生ガイドライン2015に基づく新生児蘇生法テキスト

レビューした人

当時小児科医3年目(サイト運営者の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:新生児蘇生法の勉強

なぜ:新生児の蘇生は1分1秒が極めて重要

どのように:フローチャートの把握をする

 

読者の感想

小児科医には不可欠な参考書です。

新生児では特に、生まれた直後の蘇生においてたったの1分1秒がその後の人生に影響を与えることもあるため、非常に大事です。

成育ではNCPR受講が義務だと思いますが、お産に携わる時は、これを復習してフローチャートを完璧に把握する必要があります。

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:新生児の蘇生に立ち会う前に読んで暗記すべき

 

読者の感想

小児科専門医と名乗るなら、NICUの道にすすまないとしても新生児の蘇生は出来る必要があると思います。

成育では後期研修1年目でNCPRの受講が必須ですが、受けにくいところだとしても最初の蘇生に入る前にフローチャートは完全に覚えているとよいです。

内容のボリューム自体はあっさりとしていますが、絶対押さえておかないといけないとても重要な内容なので★9つにしました。

“NICUマニュアル”の感想

書籍名

NICUマニュアル

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4307170687

レビューした人

当時小児科医3年目(サイト運営者の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:NICU

どのように:日本のNICUでの治療を標準化しようという志で作られたもの

 

読者の感想

海外でも日本でもNICUにおいて、エビデンスに基づいた標準的な治療というものが現状としては少ないです。
施設ごとにマニュアルが違うことも多くあります。

そのような状況で、日本のNICUの医療を標準化するという目的で作られたのがこの「NICUマニュアル」です。

ほかのマニュアルと比べても、内容が詳しく、幅広く網羅されています。

マニュアルとしては他に紹介している「新生児診療マニュアル」の方がシンプルなので、他のものと一緒に使うことになると思います。

成育では1年目は健康な新生児の診察が主なので、2年目でNICUを回るまで参考にすることは少ないかと思います。

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:NICUローテーション中

 

読者の感想

各こども病院が出している4冊のNICUのマニュアル本を読んだ上で、結局一番詳しく勉強になったのがこのマニュアルでした。

このマニュアルは、施設の垣根を超えて日本全国のNICUの第一線で働く新生児科医が書いたマニュアルのため、やはり内容は詳しいです。

心エコーなども上級医に教えてもらった後、忘れてしまった項目など振り返ってみても一番詳しくて頼りになりました。

ただ、唯一の欠点ともいえるのが「ポケットに入るサイズではない」ことです。

どこかに置いておき、時折参考にする感じで使うことになると思います。

“新生児学入門”の感想

書籍名

新生児学入門

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レビューした人

当時小児科医3年目(サイト運営者の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:新生児科を回っている時

なぜ:病態生理から詳しく書いてある

どのように:より深い洞察ができるようになる

 

読者の感想

日本の新生児医療を先駆者となった先生の哲学が映された本で、助産師の学校で教科書として使われることもあります。

率直に言うと、何度も開くような実践的な手引きとしては他にお勧めしている本の方が良いですが、
これを1人でも多くの小児科医が読むことでもっと良い新生児診療が実現できるかもしれないと思い紹介しました。

他の参考書と比べても、病態生理から詳しく書いてあり、この参考書から学ぶことでより深く考えることができるようになります。

新生児科では時間に少し余裕ができると思うので、気になる箇所を読むことをお勧めします。

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

これは、個人的な好みなんですが、病態生理まで理解するのが好きなため★8つとしています。

実務には直結はしないまでも、しっかり読むことでかなり実臨床に知識をフィードバックできます。

小児科医1年目に第4版の医学的な内容の部分は通読していたのですが、2018年の9月に6年ぶりに新版が出たので再度読み直しました。

かなり内容が変わっていたので詳しく書くと、

これまでは日本のNICUのパイオニアの仁志田先生がほぼ一人で書いた参考書ということでも特徴的な参考書で、仁志田先生の哲学が体現されたような内容だったのですが、

第5版からは第一線で働いている新生児科の先生も書いていて、より臨床につながるようなスタイリッシュな内容となっています。

呼吸器の項でも、人工呼吸器のモニターの見方や呼吸器の設定についてなども分かりやすく原理から書いてくれてます。

循環の項にいたっては、ほぼ一新してます笑

ただ、改悪されてかというと全くそういうことはなく、むしろ臨床で必要なやや踏み込んだ病態や原理に関するところからの説明がありとても勉強になりました。

個人的には、「仁志田先生の本」から「新生児科の参考書」になってしまったなぁ、と少しだけ悲しくなりました。。。

“NICU ベッドサイドの診断と治療”の感想

書籍名

“NICU ベッドサイドの診断と治療”の感想

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:NICUローテーションし始めのころ

 

読者の感想

意外とネットなどでも情報がないですが、個人的におすすめなNICUの参考書です。

読んでみて感じたターゲット層は「NICUまわり始めの数か月」といった印象で、中心静脈栄養や経腸栄養についても、気になるけど基本的過ぎて他には書いてなかったようなことをしっかり明記してくれていました。

上級医に教わってそんなものかぁと思っていた、日齢・出生体重での標準的な水分量や、末梢のみで管理するときの輸液、高カロリー輸液の組成、経腸栄養の開始や増量についての目安、などなど、1か月もいれば当たり前っしょと言えるような内容も最初はチンプンカンなことが多いと思うので、この参考書を最初から読んでいればなぁと思った参考書でした。

初期研修の時にNICUの経験ほぼないので最初が心配です、という人に特におすすめです。

“2015CoSTRに基づいた 新生児低体温療法 実践マニュアル”の感想

書籍名

“2015C0STRに基づいた 新生児低体温療法 実践マニュアル”

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レビューした人

 小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

新生児の蘇生に入る以上、”新生児仮死”からは絶対逃れることができません。どんな元気に発育していた胎児でも、出生時のイベントで仮死になりえるからです。

そういった新生児仮死に出会った時に、ちゃんと評価項目を確認しエビデンスに基づいた対応をするために、この本に目を通しておくとよいと思います。

少なくとも、低体温療法の適応の部分は勉強しておきましょう。低体温に行くまでの時間が決まっている以上、搬送の判断までにあまり時間をかけられないことが多いです。

“新生児診療マニュアル”の感想

書籍名

新生児診療マニュアル

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4885632420

レビューした人

当時小児科医3年目(サイト運営者の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:NICU

どのように:NICUで必要な知識が簡潔にまとめてある。ポケットに入るサイズ感。

 

読者の感想

これは一番有名なNICUのマニュアルです。

白衣のポケットに入るような大きさで、NICUで働く上で知っておくべきことが簡潔にまとめてあり、とても使いやすいです。

新生児を回る際は必ずしも必要ではないかもしれませんが、NICU勤務の際はこれを絶対お勧めします。

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

一番有名なNICUマニュアルで、みんながよく困るような内容は基本的に簡潔にまとまっています。

東大のマニュアルと、「日本のNICUのポケットマニュアル」の座を争っていますが、どっちも読んでみてどっちがいいという結論は特にありません。

どちらも詳しく書いてある項目、書いてない項目があって、どっちの方が有意に便利だったということはありませんでした。

使い慣れている方とか、施設で周りの人が使っている方、などで選べばいいと思います。

”心エコーハンドブック 先天性心疾患”の感想

書籍名

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レビューした人

 小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★☆☆☆☆☆

 

 

参考書のレベル

 発展編

使用した場面、役立ったエピソード

●先天性心疾患の患者さんのエコー像を正しく理解したい時
●NICU(Neonatal Intensive Care Unit:新生児特定集中治療室)で勤務する時

 

読者の感想

非常に有名な先天性心疾患のエコーの参考書として知られています。
実際のエコーは難易度が高すぎるあまり一般小児範囲外なケースも多いのですが、区分診断法(NICUで心奇形のスクリーニングとして行うもの)についての解説も詳しく載っています。数周読み込んだ参考書の1つです。

“東大病院 新生児診療マニュアル”の感想

書籍名

“東大病院 新生児診療マニュアル”

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

 発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

神奈川こども病院のマニュアルに比べて、最近出版されたこともあり、より項目立ては明確で分かりやすい印象があります。

外科疾患に関しても若干だけ詳しかった気がしました。

その他は、一長一短な気がしたので、ポケットマニュアルは好きな方を選べばいいと思います。

“胎児心拍数モニタリング講座”の感想

書籍名

“胎児心拍数モニタリング講座”

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

必ずしも必要ではないですが、知っておくと産科医の感覚や、胎児心拍数図をみてその分娩がどうなりそうかおおまかに予想できるようになります。

成育の当直では、吸引・鉗子分娩と帝王切開の時に蘇生に立ち会います。

この参考書を読んだ後、モニターとパルトグラムなどの記載を見ながらそのお産に呼ばれそうかどうか予想するゲームを勝手にしてたのですが、最後の方はかなり当てられるようになりました笑

まぁ、基本的にはあまり必要ないですね笑

産婦人科のレジデントでは必読といわれているような名著のようです。


健診/成長・発達 5冊

※上から評価の高い順に掲載

“正常ですで終わらせない!こどものヘルス・スーパービジョン”の感想

書籍名

“正常ですで終わらせない!こどものヘルス・スーパービジョン”

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営者の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:子どもの成長や発達のことが気になった時
どのように:年齢別の実際の評価項目や親の質問への回答なども詳しく参考になる

 

読者の感想

正直、全小児科医だけでなく、全子育て医師に読んでほしいレベルです。成育で読んでなかったらモグリです笑 それくらい名著!

正常発達の評価の仕方や、両親への声かけの仕方などが詳しく書いてあってそれでいて読みやすいです。

初期研修医の時に一回全部読んで、再度最近読み直したところさらに深みが出てきた一品でした。

全小児科医におすすめです!発達に少しでも苦手意識を持っている小児科医は是非読んでください!

ちなみに、僕は医学部時代の元同級生の親友の子どもが生まれたお祝いに贈りました笑

“乳幼児健診マニュアル 第6版”の感想

書籍名

乳幼児健診マニュアル 第6版

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医学書院
¥3,520 (2022/05/22 20:04:09時点 Amazon調べ-詳細)
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総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

一か月健診の時のほぼ全ての小児科医が確認する参考書だと思います。

 

読者の感想

言わずとしれた名著。適宜改訂されており2019年に第6版になった様子。確認すべき内容が基本的に盛り込まれており、しっかりまとまっている印象。

健診の前に絶対に復習も兼ねて目を通しています。小児科なら全員知ってるのではないかというくらい有名な参考書です。

“周産期相談310 お母さんへの回答マニュアル”の感想

書籍名

周産期相談310 お母さんへの回答マニュアル

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B08328QJ2N

レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

後期研修医働きたて

読者の感想

健診の際、答えに窮してしまうような質問をお母さんから受けた経験はありませんか?

お母さんの素朴な質問や、1ヶ月健診や3-4ヶ月健診でよく聞かれるような質問に対して、エビデンスを元にした回答が提示されています。
うまく答えられなかった時に一度目を通すと勉強になります。
分からない質問があるたびに、一回一回調べるよりも、本書に一度目を通すと非常に勉強になります。

値段が少し高いです笑

“お母さんがもっと元気になる 乳児健診”の感想

書籍名

“お母さんがもっと元気になる 乳児健診”の感想

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:健診の前にいつも勉強しています

 

読者の感想

1つの参考書だけじゃ信じられない!という気持ちで他の健診用の参考書を買って読んでみましたが、これも実際の健診の流れをマンガみたいな感じで書いてくれていて、よりリアルに想像でき、初回の健診の時もスムーズに入れます。

小児科学会の会員ページの健診動画もとてもいいのでぜひ見てみてほしいですが、こちらもおすすめです。

“乳幼児の発達障害診療マニュアル”の感想

書籍名

乳幼児の発達障害診療マニュアル

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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

発達が得意と断言できる若手は少ないと思います。

本書には「足底過敏」「よだれが多くて困る」などの症状への対処する職人技が詰まっていて、「得意」への一歩を踏み出せるかもしれません。

特に幼児期においては発達障害の評価が難しいとされますが、小児科医なら知っておくべきことが本書にはたくさんあります。


PICU 6冊

※上から評価の高い順に掲載

“やさしくわかるECMOの基本”の感想

書籍名

やさしくわかるECMOの基本

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中やそれ以降

 

読者の感想

初期研修でも集中治療はしっかり回っていなかったので、ECMO管理など見たことも勉強したこともなかったが、成育のPICUでは数人担当させてもらったので一から勉強してみました。
ECMOのおおもとの考え方や、注意すべき項目などを原理から勉強することができてよかったです。
一からECMOを勉強したい人にはぴったりの参考書だと思います。

“ICU/CCUの急性血液浄化療法の考え方, 使い方”の感想

書籍名

ICU/CCUの急性血液浄化療法の考え方, 使い方

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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

小児科に特化した参考書ではありませんが、PICUで必要になることがあり勉強しなおしました。

この手の分野は必ずしも初期研修中に触れるわけではありませんが、本書は原理の部分から書いてあり、改めて勉強になりました。

”小児ICUマニュアル”の感想

書籍名

”小児ICUマニュアル”

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

小児集中治療室(pediatric intensive care unit: PICU)で患者さんの管理をする時

 

読者の感想

読了時点ではまだ僕はPICUをまわっておらず、まだこの本を十分使う機会にあっていません。ただ、小児患者の鎮静・鎮痛薬の量などを参考したい時に少し使っていました。

”INTENSIVIST PICU”の感想

書籍名

”INTENSIVIST PICU”

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

●小児集中治療室(pediatric intensive care unit: PICU)の管理
●救急で小児患者も一人で対応をすることになった時の手技確認

 

読者の感想

読了時点ではまだPICUをローテ―としていません。
ただ、急性喉頭蓋炎やクループ症候群で挿管が必要のある小児患者さんを診る機会がありまして、挿管困難時にどうしたらいいか勉強したくなったのが購入のきっかけです。

当時は救急外来の一人当直だったらどう対応するか、と想定しながら読んでいました。

“INTENSIVIST 特集 ICUにおける神経内科”の感想

書籍名

INTENSIVIST 特集 ICUにおける神経内科

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4895929841

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★☆☆☆☆☆

 

読み返し度

★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中やそれ以降

 

使用した場面、役立ったエピソード

PICUで止まらない痙攣重積の患者を診た時

 

読者の感想

PICUで、チオペンタールの持続静注でもとまらないけいれんをみて、その時の対応や持続脳波モニタリングについて勉強するために購入しました。

大人での対応がとても勉強にはなりましたが、普通の小児科医には必要はなさそうです。

“INTENSIVIST 特集 ECMO”の感想

書籍名

INTENSIVIST 特集 ECMO

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4895929701

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★☆☆☆☆☆

 

読み返し度

★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中やそれ以降

 

読者の感想

小児のECMOの項目だけ読んだため、他の内容はほぼ読まなかったが、小児のECMOの適応についてそもそも知らないことも多く勉強にはなった。


⑫その他お役立ち 10冊

※上から評価の高い順に掲載

”子どものアレルギー アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜんそく”の感想

書籍名

子どものアレルギー アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・ぜんそく

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

アレルギー疾患を持つ小児の保護者へ、外来などで説明をする時に。

 

読者の感想

著者は小児のアレルギーをご専門とされており(@国立成育医療研究センター)、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギーをメインに解説されています。
元々は、アレルギー疾患を持つ小児の保護者を対象にしているため、専門的な内容にも関わらず非常に分かりやすいです。

アレルギー疾患はとてもメジャーな疾患であるだけに、保護者の方から様々な質問を投げかけられる機会も多いです。

どんな素朴な疑問にも丁寧に応えようという想いからこの本は書かれており、一読することで、自信を持って保護者の方へ説明できるようになると思います。

“こどもの漢方”の感想

書籍名

こどもの漢方

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¥4,180 (2020/10/12 13:51:47時点 Amazon調べ-詳細)
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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

「西洋医学で風邪や急性胃腸炎にできることは少ないが、漢方学では患者に合わせて様々な処方が可能」

この一文には唸りました。

ほとんど西洋医学しか学んでいないぼくたちは、中医学に端を発し、日本が深化させてにもかかわらずあまり漢方のことを知りません。

しかし、そんな漢方学も徐々にエビデンスを認められつつあり、またそれ以外にも患者さんに使ってみて効いた経験のある人は少なくないでしょう。

使い慣れない漢方を分かりやすく解説し、臨床に生かしてみたい気持ちにさせてくれる1冊です。

“見逃せない 先天代謝異常”の感想

書籍名

見逃せない 先天代謝異常

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中山書店
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レビューした人

小児科医5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

僕は小児科医になりたての時に、「低血糖時のクリティカルサンプルで代謝異常のスクリーニング検査を出す」や「痙攣重積の時にアンモニア値を確認する」などの意味をあまり分からないまま、ルーティーンとして身に付けていました。

この参考書は、全小児科医に向けて小児科医としては当然出会い得る「先天性代謝異常」の見つけ方、緊急対応の仕方などを書いてくれています。
色々な症状をきたし得るし、色々な検査結果が出うるので、しっかり勉強する必要があるなと感じました。

低血糖や高アンモニア、代謝性アシドーシスなどの時の鑑別の仕方などとても勉強になる内容ばかりで、とてもお勧めです。

“がん化学療法 副作用対策 ハンドブック”の感想

書籍名

がん化学療法 副作用対策 ハンドブック

レビューした人

小児科医、医師5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

読者の感想

僕は、小児科後期研修で小児腫瘍をみる時に使いました。
小児科はもちろん抗がん剤を使い慣れているわけもなく、研修中に自分の患者が使っている抗がん剤ではどういった副作用に注意して診察しないといけないかを勉強しながらすごしていました。
その時にこの参考書を使ったのですが、使いやすさ抜群です!
「消化器毒性」「味覚障害」などと症状別に項目立てしてあり、どういった抗がん剤でどういった時期にどういった症状が出やすいかなどを書いてくれていてとてもまとまっています。

元々大人のがん治療のためのハンドブックなので、抗ガン剤を使う全ての科の先生が参考に出来ると思いました!
特に研修医で抗がん剤ちんぷんかんぷんの時などの最初の勉強としても良いかもしれません!

”図解 先天性心疾患 血行動態の理解と外科治療” の感想

書籍名

”図解 先天性心疾患 血行動態の理解と外科治療” 

レビューした人

 小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

 小児先天性心疾患の術前・術後の管理対応を把握したい時

読者の感想

小児心臓外科分野が確立しているような専門病院で勤務していると、先天性心疾患患者さんの術後管理を任される機会もあります。

先天性心疾患は血行動態が複雑なので、頭の中だけで想定するには限界があります。その点この参考書は図解が豊富で分かりやすいと思いました
ただ個人的には、心臓外科の先生の手術記録を読み込む方が、術後の血行動態把握に一番役立ったと思っているので、★7つとしました。

“新生児マススクリーニング対象疾患等診療ガイドライン2019”の感想

書籍名

新生児マススクリーニング対象疾患等診療ガイドライン2019

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

先天性代謝異常のことや、代謝救急の勉強をするために購入しました。

後期研修医が当直で一人で対応しても全くおかしくない「代謝救急」のことがしっかり書いてあって勉強になりました。「高アンモニア血症」など本物に出会った時にもしっかり対応できるように、少なくとも1回は勉強しておいた方がよいなと思いました。

また、マススクリーニングで疑われた時の対応や診断後の治療方法などもしっかり書いており、小児内分泌の専門の先生方も読まれているんだろうなと感じる一冊でした。

“がん治療薬まるわかりBOOK”の感想

書籍名

がん治療薬まるわかりBOOK

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

読者の感想

僕は小児科医で、小児腫瘍のローテーション中に、抗がん剤が分からな過ぎて買って読んでいました。
元々はこの本や看護師さんなどに向けて書いてあるので、僕と同じように抗がん剤が分からない研修医などではとても勉強になる本だと思いました。
そもそも、どういった機序のどういった特徴の抗がん剤なのかなどは、この本で抗菌薬を覚えた時のように逐一参照して勉強していくといいと感じました。

“小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン”の感想

書籍名

小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン

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レビューした人

小児科医、医師5年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

後期研修中

読者の感想

外来診療をしていて、便秘に伴う腹痛・嘔吐で時に救急搬送となる子どもたちが予想よりも多いことに気づきました。

便秘は浣腸をすることで一時的には治せても、繰り返す子どもたちに何かできないかと思い本書を買いました。

しかし、慢性便秘の世界にはあまりエビデンスの蓄積がなく(水分摂取もエビデンスは無い)、結局どうすればいいのかは分からずじまいです。

“原発性免疫不全症候群 診療の手引き”の感想

書籍名

原発性免疫不全症候群 診療の手引き

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:免疫不全症候群疑いの患者を診たとき
どのように:原因不明の血便と易感染性で免疫不全を鑑別にあげた時に勉強しようと買いました。

 

読者の感想

小児科では、易感染性などから原発性の免疫不全が見つかることも決して稀ではありません。

そういった時にスクリーニングで検査を出しますが、各疾患でどういった異常が出てどういう風に診断していくのかが詳しく書いてあります。

ある1つの疾患を疑った時に、その疾患の臨床像を掴む時などに使いやすいと思います。あまり分かりやすく解説してある参考書が少ないので、とても勉強になる1冊です。

“自己炎症性疾患・自然免疫不全症とその近縁疾患”の感想

書籍名

自己炎症性疾患・自然免疫不全症とその近縁疾患

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レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編、後期研修働きたて向け

 

読者の感想

この参考書は、ある免疫不全のことを調べたくて購入しました。

そもそもなぜ自己炎症性疾患が免疫不全と一緒にまとめられているのか、という疑問から総論の部分で書いてくれており、とても勉強になりました。

ただ、マニアックな疾患も多く載っているので辞書的な使い方になると思います。

“はじめて学ぶ 小児血液・腫瘍疾患”の感想

書籍名

はじめて学ぶ 小児血液・腫瘍疾患

レビューした人

小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆☆

 

参考書のレベル

発展編

 

読者の感想

個人的に、血液腫瘍科を回っている時に腫瘍について勉強したくて参考書を買っていたのですが、この参考書の内容はどちらかというと「小児腫瘍の専門医ではない小児科医」に向けた参考書でした。

なので、僕の目的と違ったのであんまり読みませんでした。
どういった時に腫瘍を疑うべき?などの症候学などが書いてあるため、そういった内容が読みたい人にはお勧めです。


⑬初期研修から継続して使える本 9冊

※上から評価の高い順に掲載

”より理解を深める!体液電解質異常と輸液”の感想

書籍名

”より理解を深める!体液電解質異常と輸液”

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レビューした人

 初期研修医2年目産婦人科志望

 

総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

この参考書を読むタイミング

研修医1年目, 研修医2年目

 

この参考書を一文で表すなら

輸液を基礎医学に則って理解する

 

読者の感想

『研修医のための輸液・水電解質・酸塩基平衡』という本を紹介させていただきましたが、本書の内容は比較すると「体液恒常性」「体液分布」といった基礎医学的な内容重視なイメージ。「Starlingの法則」「Donnan平衡」…どこかで聞いたような名前もちらほら出てきます。

実際研修医が輸液を処方する上でどこまでの知識が必要かですが、細胞内-間質-血管内での水の動き方、レニン・アンギオテンシン系、バソプレシンなどのホルモンの動きについては研修医のうちに一度目を通しておくべき範囲だと個人的に思っています。
特に救命ICUのローテでは、体液移動の原則(例えば「生理食塩水500mlを輸液したら、細胞内間質血管内にどの程度留まるのか」など)の知識は必須です。

その部分が基礎医学に則って書いてあるというのは個人的にかなり良書ポイントだと思っていますが、簡単にであれば体液動態については他の本でも取り上げられていますし、その部分を読むだけに払う金額を考えると、必ずしも購入はマストではないかなと…
他に血ガスの読み方や尿細管についても書いてありますが、正直他のそれ用の本のほうがわかりやすいと思っています。

『内科レジデントの鉄則』などで該当ページを一読した上で、この本の題名にもある通り、”より理解を深めたい”と思ったら、一度立ち読みしてみることをお勧めします。

レビューした人

 小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

電解質異常や輸液についての理解を深めたい時

 

読者の感想

低ナトリウム血症や高カリウム血症は小児を診ていても時々遭遇しますが、基本の考え方は成人例と大きく違いません。
この参考書は電解質異常についてとても詳しく書かれており、なおかつすごく分かりやすいです。

電解質異常の鑑別や解釈、対応については大切なことなのに案外忘れがちです。この参考書で繰り返し復習するようにしていました。

レビューした人

当時研修医2年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:低Na血症・高Na血症・低K血症・高K血症の治療、鑑別で役立った

 

読者の感想

(2018年2月 記)
酸塩基平衡や電解質異常の参考書の中では最も有名ではないでしょうか?
僕は総合診療科をローテしていた時、低Na血症・高Na血症・低K血症・高K血症の治療、鑑別でかなりお世話になりました。

酸塩基平衡・電解質異常に関してはこの1冊で十分なほど詳しい参考書です。
初期研修の2年間を通して役立つ参考書だと思うので是非購入してみてください。

“わかってきたかも「医療統計」・・・だけど論文読めません!!”の感想

書籍名

わかってきたかも医療統計・・・だけど論文読めません!!

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:英語論文を読むうえで知っておくべきことが詰まっている

 

読者の感想

(2020年4月 追記)
論文ってなんだかたくさん種類があって、食わず嫌い!という人にとてもおすすめの1冊です。

さらっと数時間で通読できる割には、論文の種類(メタアナリシスやRCT、観察研究など)の読み方や実際の論文を参照しながら注意点を解説してくれています。


(2018年1月 記)

あまり知られていない参考書かと思いますが、かなりオススメです
臨床において結論が出ておらず議論がなされている分野は数多くあります。
自分がどう考えていくかを決定するためにも英語論文と向き合っていくことは避けて通れません。
この参考書では、
・とりあえず、PICO/PECOだけ読んでみよう
・気になったらabstractだけ読んでみよう
・メタアナリシスの読み解き方って?
など英語論文を読んでいく上で役立つ情報が詰まっています。
気軽に読めるのにとてもためになる参考書です。
是非購入を検討してみてください!

 ”抗菌薬の考え方、使い方 Ver.3”の感想

書籍名

 ”抗菌薬の考え方、使い方 Ver.3”

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レビューした人

 小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

●感染症用語の復習
●小児の抗菌薬の使い方についての復習

読者の感想

※既にVer.4が2018年に出版されていますが、小児の抗菌薬の項目が削除されているので、Ver.3のレビューをします。

感染症では沢山の略語が出てきて、「それってなんだっけ」と混乱してしまう時がありますが、その際の復習だったり、小児の抗菌薬の項目を読んだりしていました。復習する度にいいことが書いてある!と発見の連続でした。
初期研修の頃の第一印象は、「初学には向いてない…」というものでしたが、何度も使うにつれて、自分に馴染んできたような気すらします。

”考える腎臓病学”の感想

書籍名

”考える腎臓病学”

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レビューした人

 小児科医4年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

腎臓疾患を病態から整理したい時。

 

読者の感想

「腎臓の働きは不変」ということを意識した結果、小児科へ進んでから特に何度も読み返した参考書の1つです。

病態生理から論理的に解釈する方が好きなこともあり、腎臓の働きを糸球体や尿細管、チャネルレベルまで掘り下げ、且つどの薬がどのチャネルに作用するのか、等、詳しい解説がとても参考になり相性が良かったように思います。

“やさしイイ胸部画像教室”の感想

書籍名

やさしイイ胸部画像教室

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:初期研修の早期

どのように:読みやすく何度も読み返した

 

読者の感想

(2020年4月 追記)

ぼくの働く病院では、珍しいことに胸部X線にまで放射線科の先生が読影レポートを付けてくれます。

しかしそのおかげで、読影を自分でせずにレポートに頼る機会が多くなり、能力が下がっていくのを実感しました。

そんな時に本書を読み返すことで、能力を向上させることができました。

特にシルエットサインから病変の場所を推測するなど、なんども復習が必要だなと思いました。

 

(2018年1月 記)

胸部X線、心電図、輸液、抗菌薬…。
医師として働き始めると、これらに関する理解は必須となってきます。

研修の早いうちから、これらの勉強をしていくことによって、その後の研修が充実していくのは言うまでもありません。

よく目にするものほど早い時期に勉強する

ということが大事です。
胸部X線の勉強をしっかりすれば、シルエットサインを見てCT上のS何領域に病変があるか予想することもできるようになります。

逆にサボってしまうと、明らかな肺野の浸潤影しか分からないことになります。
胸部画像の勉強においてこの参考書は、
読みやすく、分かりやすく、実際に何度も読み返したオススメ参考書
です。

“MRIに絶対強くなる撮像法のキホン Q&A”の感想

書籍名

MRIに絶対強くなる撮像法のキホン Q&A

レビューした人

当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

入門編~標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:「T1,T2,FLAIR,DWI」などの意味や特徴が分かる

 

読者の感想

(2020年4月 追記)

どうにも苦手なMRIですが、本書を利用しながら何度も復習しました。

後期研修医になると、後輩に指導することも多くなりますが、みなさん撮像法の特徴や仕組みをそらで教えることができますか?

心配な人はこの参考書で復習しましょう。

(2018年1月 記)

MRIが得意じゃない人は多いのではないでしょうか?
僕も苦手でこの参考書を何度も開いて参考にしました。
・T1/T2 
・FLAIR, DWI, T2*,
・STIR, ADC map
などの意味や違い、特徴をこの参考書で地道に勉強するとだんだんと分かってきます。

レビューした人

医師4年目、脳卒中内科医

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:MRIの基本理解を深める

 

読者の感想

(2020年2月 記)

研修医2年目、脳卒中内科ローテート中に購入しました。何となく脳卒中診療におけるMRIの使い方はわかってきていましたが、基礎的な内容をしっかりおさえれば、その他の応用にもなると思い読みました。

本書はまず第0章で各種MRIのシーケンスについて、例えば、どれがT2強調画像なのか認識する方法、T2の意義などについてやさしく教えてくれます。そして、画像所見からどんな病態が想定されるのかを学べます。

MRIの原理についても比較的やさしく教えてくれていますが、結局分かったようなそうでもないようなという気分になるのはたぶん他書でも同じでしょう(自分だけかもですが)。ただ、パターンを丸覚えするよりは、本書で勉強した方が理解が深まるのは間違いありません。

その後第1~7章では各論で、頭部、脊椎・脊髄、胸部、腹部、、、と続きます。自分は頭部~脊椎・脊髄までしか読んでいませんが、そこでも基本的な内容や気になっていたことを勉強できました。

MRIを使うということは専門科にいけば必須なことだと思うので、どの専門となっても問題ないようにまずは本書で基礎を学んでみてはいかがでしょうか?

“異常値の出るメカニズム”の感想

書籍名

異常値の出るメカニズム

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:辞書的な使い方

 

読者の感想

(2020年 4月 追記)

小児科になっても、血液検査とその異常がどのように起きるのかはとても大事で、必要に応じて調べています。

例えば、ALPが体のどの組織に分布していて、いつ・なぜ異常値をとるかなど、相変わらず詳しく書いてあり勉強になります。


(2018年1月 記)

疑問が沸いたときに辞書的な使い方をしていたので部分的にしか読んでいませんが、かなりオススメの参考書です。
Bil, ALP, AST, ALTなどの各検査値の上昇・下降の背景にどのような病態やメカニズムがあるのか詳細に説明してくれています。
ただし、第7版が出版されてページ数が460→280ページと大幅に減ったようで内容もカットされてしまっているようです。
ひょっとすると最新版よりも旧版の方が良いかもしれませんので、比べて検討してみてください。

“神経内科ハンドブック 第5版: 鑑別診断と治療” の感想

書籍名

神経内科ハンドブック 第5版: 鑑別診断と治療

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¥14,850 (2022/03/07 11:54:03時点 Amazon調べ-詳細)
4260024175

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:研修医1年目に神経内科を回った時、2年目以降も神経内科疾患に関して調べる時

どのように:この参考書にしか載っていないような内容も多く、役立った

 

読者の感想

(2020年4月 追記)

小児科医としての評価は★8ほどはなく、6程度ですが、それでも例えば筋ジストロフィーや脊髄性筋萎縮症、ギランバレーなど、他の参考書で記載がないものも、本書に記載があったりといまだに頼りにしています。

 

(2018年1月 記)
初期研修1年目で神経内科をローテーションする際に買ったものです。
購入した時は、1万5千円は正直高いと感じていましたが、読んでみるとここにしか載っていない内容も多々あり、すごく参考になりました。
2年目以降も、神経内科に関連することは常にこの参考書を使って確かめています。
神経内科に興味がある人や、神経内科を回る人は購入してもいいと思います。

“感染症 診療マニュアル”の感想

書籍名

感染症 診療マニュアル

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¥1,080 (2022/05/23 13:16:34時点 Amazon調べ-詳細)
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レビューした人

当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)

 

総合評価

★★★★★★★★★★

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:初期研修2年間の全て

どのように:感染症診療において大切なことが網羅されている

 

読者の感想

(2018年1月 記)

研修医生活の中で何度も読み返した参考書です。
初期研修の2年間で常に役立ったので、「研修医必携の参考書!」と言っても過言じゃありません。
どの診療科においても感染症の診療は重要で、病棟管理の際に必ず抗菌薬を使用する機会があります。
研修医が抗菌薬の処方や病棟管理を任されるほどに、この参考書の素晴らしさが分かってきます。
値段は1万円と高いかもしれませんが、この参考書を購入して後悔することはありません!
抗菌薬自体の勉強に関しては他の参考書を使った方がいいかもしれませんが、感染症治療を行う際には是非参考にしていただきたい1冊です。

レビューした人

初期研修医2年目。3年目からは小児科専攻の予定

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★☆

 

参考書のレベル

発展編

 

使用した場面、役立ったエピソード

感染症について色々調べたい時に、辞書として

 

読者の感想

言わずと入れた青木先生の名著です。感染症の考え方の原則から抗菌薬、疾患、病原体のことまで網羅的に詳しく書いてあります。通読というよりは辞書的に使用することに向いていると思います。

以上、108冊の参考書の紹介でした!!

ちなみに、興味本位で計算してみましたが、

108冊の合計金額は79万円でした!

そして、それに初期研修医の分も合わせると、

医師4年間で買った参考書の総額は

155万円!!

なかなかのインパクトですね。笑

正直に言うと、こういうふうに参考書のレビューを1冊1冊書いていくのは、当然かならい大変な作業です。

だけど、それでも、病院には2つしたの後輩が入職してきて、また全国にも小児科専門医を目指す多くの後輩たちがいると思うと、少しでも彼らの勉強の手助けができるように、と思って頑張って書き上げました!

全国の若手小児科医のみんな、

「全ての子どもが笑顔になるまで」

頑張りましょう!!

布施田泰之

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医学生の皆さんからの投稿をお待ちしてます

CBT、国試、USMLE対策やその他の事項について医学生の皆さんからの情報発信の場を作っていこうと思います。

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