柴垣先生の『より理解を深める!体液電解質異常と輸液』も学生時代に読んだが、臨床経験が乏しく、なんとなくは理解できるがきちんと理解するには医者になってからの方が良く感じた。それに比べて、この本は基本の基本を簡単に説明しており、薄いので読みやすい。実習中や国試の問題で輸液について俄ではあるが理論を描写することができるようになる。
いずれ、文初で説明した輸液の本をもう一度吸収してレビューしたいと思うが、特に学生にはこちらの本がオススメされる。
ただし、貧乏学生の弱点として4000円弱と少しだけ高価な買い物になるだろう。