書籍名
すぐわかるイラスト微生物学
レビューした人
きのろん(研修医1年目血液内科志望)
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★☆☆☆
この参考書を読むタイミング
学生時代
この参考書を一文で表すなら
微生物学、感染症学アレルギーの人に
読者の感想
医学部4年のCBT前に箸休めのように読んでいました。当時細菌やウイルスの種類の多さに圧倒され、なにからどう手をつけていいかわからない状態でした。かと言って事実を羅列した表の嵐みたいな本は読む気にもなれず…
本書は(えらいシュールだが)印象に残るイラストと、砕けた文章で漫画を読んでいるような気持ちで読み進めることができました。(アメリカの国家試験対策本なので「ゴロ」も豊富です)古い本でもあるため、ちょこちょこ誤植も見受けられますので基礎医学の本格的な試験前には向きません。しかし臨床実習を前にした人が「基礎医学までがっちりやりたくないけど感染症が全然わからない」のなら休みの日になんとなく読んで見るのはおすすめです。
なんとなく細菌やウイルスの大まかなイメージが持てるだけで、その後の勉強へのモチベーションはグッと上がります!