書籍名
治療に生かす!栄養療法はじめの一歩
レビューした人
朱雀(研修医1年目)
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★★☆
この参考書を読むタイミング
研修医働きたて, 研修医1年目
この参考書を一文で表すなら
栄養本の初期研修医王道本
読者の感想
栄養療法は、恩師曰く簡単そうで奥が深い分野である。しかもここ20年で治療に直結するという話が当たり前になってきた。掴みどころがなく、何から勉強すべきかが見えにくい分野であるが一番最初に触るならこの本がいいだろう。
構成としては、研修医と指導医の会話、論理、Q &Aという流れで、時々コラムが挟まれる。
文を読んでいたら、筆者が読者に読みやすいよう構成しているのが伝わってくる。非常に読みやすく、Q &Aのおかげか頭にも残りやすい。
もちろん、この本でもある程度は理解できるが、さらに勉強したくなる配慮も見られる。厳し目に評価はつけているが、この本は名著だと思った。