iPad勉強系の記事を「しおんブログ」にて書いているしおんです。
CBTは、全国の大学で共通の試験として行われる臨床基礎のテストです。受験する時期は違いますが、全国の医学生が受けるテストのため、マッチングに使われることもあるそうです。
しかし、マッチングに使われるかは病院による上に使われるかどうかも定かではありません。
全国共通の最低点が決まっていますが、それ以外にも各大学ごとの基準点が決まっています。
このような理由からCBTへの力の入れ方は大学や個人によって大きく異なると思います。
今回の記事では広い範囲の人に対して、おすすめのCBTの勉強を紹介します。
CBTってどの程度頑張ればいいの?
大学によってCBTへの力の入れ方が異なります。必ずCBTの試験の基準点を確認しておきましょう。
CBTでは、全員に同じ問題が出されるのではなく、試験当日の問題の正答率によって出てくる問題が変わります。そのため、指標となる数値は概算の得点率にしか変換できません。
CBTの試験内容はそれほど難しくはありません。なので、とりあえずQB CBTをある程度解いて、解けなかった問題を解き直せば大体の大学で合格点を取れるようになると思います。
こう言ってしまえば、とりあえず受かってしまえばいい勢にとっては話は終わってしまうと思います。
しかし、CBTだけに焦点を当てて対策をするのはあまりおすすめできません。また、高得点を取りたい人、勉強を頑張りたい人はこれでは物足りないと思います。
CBT対策にQB CBTのみをするべきでない理由は、以下の2つです。
- CBT後にもう1度学び直す必要が出てくる
- CBT自体にちょっと国試っぽい内容がでる
医学部のCBTはどう対策すればいいの?
QB CBTが去年度に完全にオンライン化になったり、映像授業を見る人が増えたりと近年のCBTの受験環境は大きく変わっています。
僕はiPadを用いてCBT対策をしています。
最も簡潔なやり方である
「QB CBTを繰り返し解いて、わからないところは病気がみえるなどで調べ自分なりのまとめを作る」
これに少しやるべきことを加えています。以下では現在僕がやっている方法を簡単に紹介します。
- 映像授業
- まとめノート⇄復習教材
- CBT用の問題演習
- 病みえなどの参考書
映像授業でインプット
まず初めに映像授業で知識を入れます。ここで入れるのは一通りの臨床の知識です。
そもそも知識がない状態で問題を解いても調べるのにかなり時間がかかってしまうので、映像授業などを使って予め各分野の基本となる知識を入れておきます。
僕は、簡潔性・復習のしやすさからmedu4を使っていますが何でもいいと思います。基幹教材としてmedu4のテキストをiPadのgoodnotes5に読み込みそこに内容を加えていくことでわからないことがあれば調べられる自分だけのまとめノートが誕生します。
まとめノートは知識の整理に有用ですが一から作るのはとても大変なのでこのようなものがあると大変便利です。
まとめノートと復習教材
goodnotes5でのまとめノートだけでは知識を貯めて、検索することはできても、頭に入れることは難しいです。
そこで僕が使っているのがAnkiというアプリです。繰り返し学習するためのアプリで忘却曲線に従って問題を出してくれるので、input/outputを最大効率化してくれます。 受講が終わった後復習をかねて作りますが、最終的にずっと演習し続けるのはこのAnkiです。
CBT用の問題演習
臨床は科目数が多いため全ての科目を受け終わってから問題を解くのではなく、各科目inputが終わったら解き始めています。
QB CBT。もしくはTECOMが無料で提供している問トレCBTのうちどちらでも良いと思います。
演習素材を使って知識をアウトプットし、自分のまとめノートや復習教材(Anki)に足りない分の知識をたしていきます。
病みえなどで補強
わからない部分や図がないような場所では、病みえなどから図を引っ張って貼り付けています。
goodnotes5、Anki共に画像に対応しているので、表も含めてたくさんの物を画像として引っ張ってきています。
CBTだけで終わらないために
- 勉強を効率よくしたい人
- たくさん勉強したい人
様々な人がおり、CBTに対するモチベーションもかなり違うと思います。
しかし、それほど頑張りたくない人は総勉強時間の削減のため、かなりの点を取りたい人は網羅性を上げ確実な知識をつけるため、国試の内容にも踏み込みつつ映像授業を受けることをおすすめします。