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“「医療政策」の教科書 津川友介”を次郎作が読んだ感想

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医学書院
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次郎作こと布施田泰之です。

この、「医療政策」の教科書、を読んで、

津川先生のブログを初めて読んだ時の衝撃をもう一度うけました。

 

予防医学を大切にすれば医療費も削減できるし、

病気自体をなくせるから絶対いいでしょ!

と思っていましたが、

実は「予防医学の政策のうち本当にcost-savingな政策は20%もない」

ということをブログで読んでそれまでの前提が崩れてびっくりしたのを覚えています。

 

その他にも、

「P4P(pay for performance)という医療の質を評価して、医療費を分配する制度」は、

聞いてみるとどうやら理想的なように思えますが、

実際は医療の質の改善効果はほとんどないと言われている、

などもびっくりしたことでした。

 

目次をみると、この本の守備範囲がとてつもなく広いことに気付きます。

・医療経済学

・統計学

・政治学

・決断科学

・医療経営学

・医療倫理学

・医療社会学

・アメリアの医療制度の現状

これだけの内容を、わかりやすい語り口で書いてくれているので、

一気に読み切ってしまいました。

 

通読するだけでここまで詳しくなれる本はかなり貴重です!

 

津川先生のブログのように、

「専門家が自分の専門を分かりやすくみんなに解説する」

みたいな内容を、自分も今後書いていけたらなぁ、

と思った本でした。

 

とてもオススメです!

 

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