書籍名
ベッドサイドの神経の診かた
レビューした人
研修医1年目、麻酔科志望
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★★★
この参考書を読むタイミング
研修医1年目、2年目
読者の感想
初学者にとっては一段専門的に思える神経学的診察を、わかりやすく分類して書いています。体裁が整理されているので、実際にやってみて弱点だとわかった技法を、独学で調べるのに適しています。
腱反射のとり方ひとつとっても、出やすい肢位をイラストつきで解説してくれて、懇切丁寧です。
専門的で分量が多めなことから、一度「診察と手技がみえる」などのビジュアルに長けた書籍を参考に、神経学的所見をフルにとる経験をまずしてみることをおすすめします。そこから、改めて「ベッドサイドの神経のみかた」を参照すればよいのです。
なお、最新版を新品で買うと8,000円近くしますが、安い旧版で代用しても問題ありません。神経学的診察は人体の構造が変わらない限り、永遠に変わらないからです。