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【研修医・医学生向け】心電図・循環器の医学書売上TOP5

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当サイトにおける【心電図・循環器】カテゴリの医学書の中で、次郎作ブログでの売上も含めてTOP5にランクインした本をまとめました!

心電図の本が3冊、循環器内科の本が2冊ランクインしました!

特に心電図に苦手意識のある研修医や医学生の皆さんは必見です!

もうこれらの本を持っている読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、是非使い方などのレビューも含めてご覧になってみてください。

第5位から順番にレビュー記事を載せていきますが、下の目次からそれぞれのレビューに飛ぶこともできます。

第5位 心電図の読み方、診かた、考え方

第4位 循環器治療薬ファイル 薬物治療のセンスを身につける

第3位 レジデントのためのこれだけ心電図

第2位 極論で語る循環器内科

第1位 3秒で心電図を読む本

第5位 心電図の読み方、診かた、考え方

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レビューした人

次郎作

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

なぜ:正統派の心電図の読み方を多くの症例をあげて説明しているから

 

読者の感想

別記事で紹介している「3秒で心電図を読む本」で心電図への抵抗感は薄れたのですが、心電図の異常がどのようなもので何故起こるのか、どう対処するのかといった部分まで解説しているこの参考書は勉強になりました。
読みやすいですし、症例ベースで正統派の心電図の読み方を学びたい方にオススメです。

第4位 循環器治療薬ファイル 薬物治療のセンスを身につける

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レビューした人

 次郎作

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

なぜ:作用機序と病態の2方向から循環器薬剤の使い方を説明しているから

 

読者の感想

有名な参考書で循環器の薬の使い方を考え方や感覚から書いています。
僕の場合、循環器内科でしか見ないような抗不整脈薬を見る度に、この参考書で調べていました。
作用機序と病態の2方向から循環器の薬を分かりやすく説明しており、辞書的な使い方ができます。

第3位 レジデントのためのこれだけ心電図

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レビューした人

脳卒中内科医先生

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★★★

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:心電図で困ったとき

どのように:すぐに確認できる

 

読者の感想

(2020年2月 記)

正直、心電図は何冊も参考書を購入してしまいました。

初期研修医時代にまず読んだのが「3秒で心電図を読む方法」(メディカルサイエンス社)ですが、これは当たりでした。その後さらに勉強しようと思って何冊か購入したのですが、どれもマスターできたと言えるほど読み込めませんでした。

当レビューを閲覧されるような勉強好きの方ならわかっていただけると思うのですが、勉強しだすとあれもこれも学びたくなって、かつ、担当している患者さんのことでも色々と調べなきゃいけないし、、、と心電図だけに勉強時間を割いてトレーニングする暇ってあまりないんですよね。自分は計4か月半の期間を循環器に身を置いていましたが、それでも結局心電図には全く自信が持てないままでした(少し循環器入局も考えましたが、この理由でやめました)。

本書に出会ったのは医師3年目のときで、その時の初期研修医が持っていたのを見て欲しくなって買いました。やっぱり通読して読み込む時間はないのですが、「あれ?どうだったかな」と思ったその都度本書で確認しています。

その波形・不整脈になる病態・機序、その治療法がわかりやすく記載されており、入門書なのに辞書的な使い方をしています。ただ、筆者も「初心者がどのように勉強したら理解しやすく効率が良いか」ということにとても配慮されており、初期研修医が最初によむ本としても非常にオススメできます。

自分も研修医の時にこの本が発刊されていたら、時間もお金も節約できて、かつ心電図の基礎に自信が持てたと思います。ぜひ手に取っていただきたいです。

第2位 極論で語る循環器内科

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丸善出版
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レビューした人

当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:循環器内科をローテする前

どのように:通読してだいたいのイメージを掴むことができた

 

読者の感想

極論シリーズ」はその科の専門家が代表的な疾患のエッセンスを書いてくれていて、だいたい4時間で通読できるというコスパ最強の参考書シリーズです。
僕は各診療科をローテする際に事前に読んでおくようにしていました。
この参考書も循環器内科をローテする前に読んだのですが、

・心筋梗塞で、実は30%も死亡率を下げるエビデンスがあり、最も重要と言えるのが、アスピリンの内服(腸溶薬なのでボリボリ噛ませる)
・PCIで使用するIVUSの説明
・スタチンには強力な心血管イベント減少効果があるが、日本人においては横紋筋融解症のリスクが高いかも

などなど、循環器の専門家にとっての常識が4時間の通読である程度身につけられます。
極論シリーズ」かなりオススメです!!

第1位 3秒で心電図を読む本

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レビューした人

初期研修医1年目

 

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

この参考書を読むタイミング

研修医働きたて

 

この参考書を一文で表すなら

即効性のある心電図の本

 

読者の感想

THE、すぐ仕事する本。
数時間で通読できて心電図の確認ルーチンが鍛えられます。
学生時代も一読したけど、非常にわかりやすい。 ただし心電図がどうとかそういう話ではなくまず心電図が何を伝えているかを読み取るという内容なので詳しいこと話は他の本に譲るべきです。

まず動けるようにという意味でおすすめの本です。

最後のページにまとめのまとめのページがあり、非常に見やすい上に練習問題で演習も可能というとてもありがたい構成になっていますが、自分の場合は一応別にOnenoteに確認の意味をこめてまとめ直したりもしました(それがいいのかどうかはわかりませんが…)

とにかくいい本なのは間違いないです。

レビューした人

医師4年目、脳卒中内科医

総合評価

★★★★★★★★★★

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:心電図の勉強の1冊目として

 

読者の感想

(2020年2月 記)

初期研修医のとき、医学書として初めて購入したのが本書です。

心電図の教科書というよりは読み物に相当すると思いますが、非常に良かったです。ブログ主様も「正常心電図を自信をもって正常と言うことができるようになる」、「心電図への抵抗が減る」とおっしゃっていましたが、まさしくその通りです!

付け加えさせて頂くと、自分としては「勉強への抵抗」が減った一冊でもあります。そのくらい筆者の語り口が面白くて、「医学書ってこんなに面白いの?」と衝撃を受けました。それ以降、参考書での勉強を全く苦に思わなくなりました。

是非、心電図の勉強の1冊目としていかがでしょうか?

レビューした人

当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★★★☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:研修1年目の最初

どのように:心電図への抵抗感が減る

 

読者の感想

研修1年目の最初に読んで良かったと思えるオススメ参考書です

どの診療科であれ心電図は読まなくてはいけませんが、この参考書によって正常心電図を理解でき、「心電図への抵抗感」が減って心電図の勉強に入っていきやすくなるかと思います。

ただ、この参考書はとっかかりとして優秀ですが、心電図を見て異常を指摘できるようになるためにはさらに勉強が必要です。

その段階に至ったら別記事で紹介している「心電図の読み方 パーフェクトマニュアル」や「心電図の読み方、診かた、考え方」で掘り下げて勉強していくと良いかと思います。

レビューした人

初期研修医1年目、産婦人科志望

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

研修医働きたて, 学生にも有用

 

この参考書を一言で表すとすれば

心電図の読み方入門書

 

読者の感想

3秒とまではいかなくても、数秒で心電図の重要な部分を読むことができるようになるのではないかと思います。

まずはこの本で心電図に対しての苦手意識をなくしたり、この本の心電図の読み方で練習を重ねて、循環器内科を周るときにより詳しく書いてある心電図の本を読めばいいのかなと思いました。

以上【心電図・循環器】分野の売上TOP5の参考書でした!
有名な参考書が多かったとは思いますが、皆さん既にお持ちだったでしょうか?

持っていない方もランキングを見て、気になる一冊が見つかった人は是非リンクをクリックして購入してくださいね!

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