書籍名
竜馬先生の血液ガス白熱講義22問
レビューした人
初期研修医2年目産婦人科志望
総合評価
★★★★★★★★★☆
読み返し度
★★★★☆
この参考書を読むタイミング
研修医働きたて, 研修医1年目, 研修医2年目
この参考書を一文で表すなら
血ガス読み方の基盤
読者の感想
こちらは先日紹介した「竜馬先生の血液ガス白熱講義150分」の問題編です。
白熱講義150分の内容がそのまま問題になっているのに加えて、呼吸商や尿アニオンギャップの話などが入っています。
個人的にはこの本もセットで買うことをお勧めします。
inputは白熱講義150分で行い、そのまま臨床(患者さんのデータ)でoutputするまえにこの本を挟みましょう。outputの際に、自分のなかで築いた解釈が正しい方向を向いているかを例題を用いることで確認する必要があるからです。
これら二冊は1日2日で読み終わることができるほどすっきりまとめられているので、救命・麻酔ローテがはじまっても合間に読めそうです。
僕は血液ガスは結構勉強した方かなと自分では思っているのですが(笑)、その基礎を築いたのは間違いなくこのシリーズでした。翌日から、血液ガスのアセスメントが楽しくなってきたのを覚えています。
今まで紹介してきた「内科レジデントの鉄則」「研修医のための輸液・水電解質・酸塩基平衡」にも血液ガスの読み方は載っていますが、これは口語調というのもあってか一番わ借りやすかった印象です。