書籍名
不明熱に絶対強くなる ケースで身につく究極の診断プロセス
レビューした人
初期研修医2年目産婦人科志望
総合評価
★★★★★★☆☆☆☆
読み返し度
★★☆☆☆
この参考書を読むタイミング
研修医働きたて, 研修医1年目, 研修医2年目
この参考書を一文で表すなら
不明熱を体系的に学べる
読者の感想
以前も不明熱の書籍を紹介させていただきましたが、今回紹介する書籍もまた違って読みごたえがあります。
本著は前半が不明熱の総論各論、後半はケーススタディとなっており、一冊にまとめられています。
気に入ったポイントは、「不明熱へのアプローチ13か条の原則!」というのが前半のメインに取り上げられていて、それに則ったケーススタディで解説されているので非常に体系的であることです。
あとは全体的にカラーだったり、口語調だったりと臨床現場をイメージしやすい作りで、読みやすい印象でした。
内容も不明熱疾患のことだけでなく、病歴聴取のポイントや検査オーダーなど広く書かれており、発熱外来やER当直にはとても上手く活用できそうです。
内科志望の方にはおすすめの一冊です!