前回に引き続き、当サイトにおける【診断と治療社】の医学書の中から売上TOP10にランクインした本をまとめました!
早速ですが、映えある第一位に輝いたのは…
『精神科研修ノート 改訂第2版』
でした!
その他にも研修ノートシリーズや小児科の本が多くランクインしていますね!
次郎作としての【診断と治療社】の特徴は、
「ガイドラインやマニュアルなどのカッチリした医学書が多い」ような印象です。
今回は当サイトにレビューがあったのが10件中4件、と不甲斐ない気持ちで一杯ではありますが、みなさんが今回ランクインした本をお買い上げの際には、ぜひレビューを書いていただけるとありがたいです!
それではランクインした本を順に見ていきましょう!
第10位 小児科当直医マニュアル 改訂第14版※
第9位 消化器研修ノート 改訂第2版※
第8位 麻酔科研修ノート 改訂第3版※
第7位 東大病院 新生児診療マニュアル
第6位 小児けいれん重積治療ガイドライン2017
第5位 腎臓内科レジデントマニュアル 改訂第8版※
第4位 内科医・小児科研修医のための小児救急治療ガイドライン 改訂第3版
第3位 新 小児薬用量 改訂第8版※
第2位 小児科当直医マニュアル 改訂第15版※
第1位 精神科研修ノート 改訂第2版
※マークがついてるものは現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第10位 小児科当直医マニュアル 改訂第14版
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第9位 消化器研修ノート 改訂第2版
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第8位 麻酔科研修ノート 改訂第3版
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第7位 東大病院 新生児診療マニュアル
レビューした人
小児科医4年目(サイト運営の次郎作)
総合評価
★★★★★★☆☆☆☆
読み返し度
★★☆☆☆
参考書のレベル
発展編、後期研修働きたて向け
読者の感想
神奈川こども病院のマニュアルに比べて、最近出版されたこともあり、より項目立ては明確で分かりやすい印象があります。
外科疾患に関しても若干だけ詳しかった気がしました。
その他は、一長一短な気がしたので、ポケットマニュアルは好きな方を選べばいいと思います。
第6位 小児けいれん重積治療ガイドライン2017
レビューした人
サイト運営の次郎作
総合評価
★★★★★★★★☆☆
参考書のレベル
研修医働きたて
読者の感想
病院によっては独自のプロトコルでけいれん重積に対応しています。
その弊害として、けいれん重積の一般的な対応を知らない、自分の使っている薬の量が他と比べて多いのか少ないのか知らない、ましてや薬剤を用意できない、などの後期研修医を生んでしまいます。
独自のプロトコールやフローチャートは覚えてしまえば楽ですが、さらなる学びを失う思考停止にもなり得るので、自分でもなるべく勉強してフローチャートを咀嚼するといいと思います。
第5位 腎臓内科レジデントマニュアル 改訂第8版
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第4位 内科医・小児科研修医のための小児救急治療ガイドライン 改訂第3版
レビューした人
小児科医4年目(サイト運営の次郎作)
総合評価
★★★★★★☆☆☆☆
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
調べる入り口として一度読んで概要をつかむといった使い方が便利
読者の感想
症候・疾患別に小児救急の教科書的な内容が書いてある本です。
コンパクトにほとんどの症状や疾患を網羅しており、調べる入り口として一度読んで概要をつかむといった使い方できて便利です。
ただ、専門医としては物足りない内容かと思います。
第3位 新 小児薬用量 改訂第8版
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第2位 小児科当直医マニュアル 改訂第15版
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第1位 精神科研修ノート 改訂第2版
レビューした人
サイト運営の次郎作
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★☆☆☆
参考書のレベル
入門編
使用した場面、役立ったエピソード
なぜ:精神科疾患の社会的影響にも触れられている
どのように:最低限の知識が網羅的に得られる
読者の感想
僕が地味に評価している「研修ノートシリーズ」です。
体系的にまとまった参考書が欲しいけれど数万の参考書まではいらない…というときに、最低限知っておくべきことがまとまっていて便利なのが「研修ノートシリーズ」です。
そのシリーズの中でも、精神科はかなり特殊でした。
第1章「精神科研修へのアドバイス」、第2章「精神科研修でマスターすべきこと」という、医学的な内容に入るまでの内容が273ページにわたって書かれていたからです。
第1,2章以外にも、統合失調症の当事者の文章や、相方が統合失調症患者であるお笑い芸人の「松本ハウスの松本キック」からの寄稿も載っています。
これだけ患者やその家族の文章を乗せた参考書は、これが僕は初めてです。
それだけ、この参考書の編集者の精神科の先生が、精神疾患の社会的影響を研修医に感じ取ってほしいんだと思います。