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【出版社別ランキング!】丸善出版の医学書売上TOP9

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引き続き、当サイトにおける【丸善出版】の医学書の中から売上TOP9にランクインした本をまとめました!

早速ですが、映えある第一位に輝いたのは…

『極論で語る循環器内科 第2版』

でした!

次郎作から見た【丸善出版】の印象は、

「とにかく、極論で語るシリーズ!」の印象ですね。

ランキング見ていただいた通りですね笑

中には全部知ってる!はたまた全部持ってる?!なんてツワモノもいるかも知れませんが、レビューには実際の臨床で役に立ったエピソードなんかも書いてあるのでぜひ見てみて下さいね。

それでは順に見ていきましょう!

第9位 極論で語る感染症内科

第8位 極論で語る麻酔科*

第7位 極論で語る循環器内科*

第6位 極論で語る神経内科 第2版*

第5位 極論で語る総合診療

第4位 極論で語る消化器内科

第3位 極論で語る腎臓内科

第2位 極論で語る神経内科

第1位 極論で語る循環器内科 第2版

※マークがついてるものは現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!

第9位 極論で語る感染症内科

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レビューした人

キノ・デ・トテン(from「医大生男子のくだらない考え」)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

臨床医学

 

読者の感想

香坂俊先生が監修している「極論」シリーズですが、何冊か読んでみた感想としましては、ある程度各論的な知識がある医師(若手医師含む)に向けて書かれたものだなという印象です。
というのも、医師として「とりあえずこれをやっておけば間違いがない」といった内容が集約されているので、広く勉強するべき医大生には少々狙いが違うかなという印象でした。
しかし、そこそこの数の感染症の参考書を読んで少し知識を身につけた僕は本書に挑戦してみました笑
感想としては、これくらいの知識があれば極論シリーズも結構勉強になるんだな、という感じですね。
ESBL産生E.Coliに対してカルバペネム系を使うのか、セフメタゾールを使うのか、など、感染症を専門にする医師が非常に悩む問題にまで切り込んでいて、「医者になったあと」非常に役に立ちそうな内容もてんこ盛りでした。

第8位 極論で語る麻酔科

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*本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!

第7位 極論で語る循環器内科

※本書籍については現在レビューがありません。第1位に第2版のレビューがありますので、そちらを参照下さい。こちらにつきましても、先生方からのレビューをお待ちしています!

第6位 極論で語る神経内科 第2版

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※本書籍については現在レビューがありません。第2に初版のレビューがありますので、そちらを参照下さい。こちらにつきましても、先生方からのレビューをお待ちしています!

第5位 極論で語る総合診療

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総合評価

★★★★★★☆☆☆☆

 

読み返し度

★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:総合診療を回る前に読んだが

なぜ:あまり印象に残らなかった

 

読者の感想

総合診療を回る前に読み切りましたが、あまり印象に残りませんでした。
僕が回った総合診療科は2次救急当番みたいな感じで、この参考書で書かれている町医者系総合診療の内容とはあんまり合わなかったんだと思います。

第4位 極論で語る消化器内科

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レビューした人

ほーりー(初期研修医1年目)

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

この参考書を読むタイミング

初期研修で消化器内科をまわる前かはじめの頃

 

読者の感想

極論というだけあって、上級医の先生と話をする上で知っとくべき内容がコンパクトにまとまってます。

診断をするために役立つ本ではなく、疾患ごとに何をするかや、何に気を付けるべきかなどがコンパクトにまとまってます。問診や検査や治療における頭の片隅においとかないといけないことがポイント、ポイントで書かれており、実際の診療中の思考の流れとリンクしやすいです。ちょっとした小話も書かれており、サクサク読めます。

問診、検査、治療、病棟管理をどういう風にするかを細かく書いてはないので、そういう系の本とセットで勉強するといいかもしれません。

第3位 極論で語る腎臓内科

レビューした人

医師5年目、脳卒中内科医

 

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★★★★★

 

この参考書を読むタイミング

研修医1年目, 研修医2年目, 後期研修の働きたて, 後期研修中やそれ以降

 

読者の感想

初期研修医のときに購入、通読し、これまで「あれ、どうだったっけ?」となる度に読み返してきました。

本書の内容としては、①AKI、②脱水と浮腫、③輸液、④酸塩基平衡の基礎、⑤血ガスの読み方、⑥代謝性アルカローシス、⑦代謝性アシドーシス、⑧Na異常、⑨K異常、⑩CKD、⑪腎移植の11章から成り、見開きA4で全228ページです。見ての通り、電解質・酸塩基平衡・輸液が主で、透析などを含めた腎臓病診療を俯瞰する内容ではない点が循環器や神経内科など他の極論シリーズとは異なります。よって、初期研修医の先生が腎臓内科ローテート前に一通り通読しておこう、というような使い方は自分は向いていないと思います。それなら「レジデントのための腎臓教室(日本医事新報社)」や「レジデントのための血液透析患者マネジメント(医学書院)」の方をおススメします。

本書の役割としては、初期研修医のはじめの時期に読んだ簡単な輸液本の知識を、さらに腎生理を踏まえて強化・肉付することかと思います。輸液本の1冊目とするならば「電解質輸液塾(中外医学社)」の方を自分はおススメしています。腎生理をどこまで深く解説しているかはさらなる専門書を読んだことがない自分にはわからないのですが、わかりやすく解説していると思います。とくに④酸塩基平衡の基礎と⑤血ガスの読み方の解説が良かったです。これまで「低Na血症」とか「低K血症」、「代謝性アシドーシス」などを個別のものとしか考えられず、「なんで電解質と酸塩基平衡って一緒に扱われるのかな?」とか思っていましたが、本書を読んでからはそれぞれがつながったものと理解できました。

筆者自身、本書を教科書でなく読み物としており読みやすいです。ただ、いろんなサイトのレビューを見ると「通読に時間はかからない」、「簡単に通読できる」と書かれていますが(筆者のあとがきにも書かれている)、自分は結構時間を要しました。自分の理解力のせいもありますが、電解質や輸液、腎生理ってみんなそんなにさらっと理解していけるものなのか?さらっと1周読んでおしまい、とするにはもったいない本です。

レビューした人

 次郎作

 

総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

どのように:読破することで腎臓内科の基本を一望できた

 

読者の感想

僕が各科をローテーションする前に読むことを推奨している「極論シリーズ」。
腎臓内科も素晴らしい内容です。
4時間くらいかけて読んだのですが、AKI、輸液、酸塩基平衡・電解質、血ガスの読み方、CKDなどなど腎臓内科の基本を一望できるようになっています。
実はうっかりローテ前に読むのを忘れてしまって、腎臓内科の初週は苦労したので、ローテ前の週末に読んでおくことをオススメします。

第2位 極論で語る神経内科

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レビューした人

医師4年目、脳卒中内科医

 

総合評価

★★★★☆☆☆☆☆☆

 

読み返し度

★★☆☆☆

 

参考書のレベル

入門編

 

使用した場面、役立ったエピソード

なぜ:特に役に立つというものではない

 

読者の感想

(2020年2月 記)

研修医2年目の時に読みました。極論で語るシリーズ。読み物としては面白いのですが、勉強するための参考書としては立ち位置が難しいですね。

神経内科医がどういう考え方をしているのか、などをざっくりつかむにはいいと思いますし、本書を読んだあとに各疾患の勉強に入るとイメージしやすいのかなと思います。今読み返すと「そーだよね」とか「なるほど」と思えるのですが、研修医のときは「フーン」くらいしか感じなかった気がします。他の研修医の先生が読んでどう感じるのかはわかりません。

そういう意味では神経内科を目指すことを決めた研修医の先生がコーヒーブレイク中や電車移動中などに肩の力を抜いて読むのがいいのかもしれません。コラムを含めて、読み物としてはとても面白いです。すみませんが、自分にはこの本の良さを伝えきれません。

 

レビューした人

当時初期研修医2年目(サイト運営の次郎作)

総合評価

★★★★★★★☆☆☆

 

読み返し度

★☆☆☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

数時間の読書で、専門医の考え方の雰囲気がつかめます。

 

読者の感想

個人的にお勧めの極論シリーズです。
「極論で語る神経内科」も例に漏れず、為になることばかり書いてあります。
数時間これを読むことで専門医の考え方のイメージを掴むことができます。
これを一回読んでから神経内科を回ると、より理解できると思います。

第1位 極論で語る循環器内科 第2版

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総合評価

★★★★★★★★☆☆

 

読み返し度

★★★☆☆

 

参考書のレベル

標準編

 

使用した場面、役立ったエピソード

いつ:循環器内科をローテする前

どのように:通読してだいたいのイメージを掴むことができた

 

読者の感想

極論シリーズ」はその科の専門家が代表的な疾患のエッセンスを書いてくれていて、だいたい4時間で通読できるというコスパ最強の参考書シリーズです。
僕は各診療科をローテする際に事前に読んでおくようにしていました。
この参考書も循環器内科をローテする前に読んだのですが、

・心筋梗塞で、実は30%も死亡率を下げるエビデンスがあり、最も重要と言えるのが、アスピリンの内服(腸溶薬なのでボリボリ噛ませる)
・PCIで使用するIVUSの説明
・スタチンには強力な心血管イベント減少効果があるが、日本人においては横紋筋融解症のリスクが高いかも

などなど、循環器の専門家にとっての常識が4時間の通読である程度身につけられます。
極論シリーズ」かなりオススメです!!

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