引き続き、当サイトにおける【三輪書店】の医学書の中から売上TOP8にランクインした本をまとめました!
早速ですが、映えある第一位に輝いたのは…
『研修医当直御法度 第6版 ピットフォールとエッセンシャルズ』
でした!通称”赤本”と”青本”がTOP2にランクインしていますね!
中には全部知ってる!はたまた全部持ってる?!なんてツワモノもいるかも知れませんが、レビューには実際の臨床で役に立ったエピソードなんかも書いてあるのでぜひ見てみて下さいね。
それでは順に見ていきましょう!
第8位 創傷治療の常識非常識―〈消毒とガーゼ〉撲滅宣言
第7位 Dr.林の当直裏御法度―ER問題解決の極上Tips90 第2版※
第6位 研修医当直御法度 第5版※
第5位 一気に上級者になるための麻酔科のテクニック 第2版※
第4位 よく出会う18症例で学ぶプレゼンテーションの具体的なポイントとコツ―初めてだってうまくいく!
第3位 循環とは何か? 虜になる循環の生理学※
第2位 研修医当直御法度 百例帖 第2版
第1位 研修医当直御法度 第6版 ピットフォールとエッセンシャルズ
※マークがついてるものは現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第8位 創傷治療の常識非常識―〈消毒とガーゼ〉撲滅宣言
レビューした人
初期研修医1年目産婦人科志望
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★★☆☆
この参考書を読むタイミング
研修医1年目
この参考書を一文で表すなら
創傷治癒の基本の理解
読者の感想
創傷治癒については国試にも出題される可能性が低く学生の間だと中々勉強しない分野だと思います。私自身も創傷治癒に関しての知識がほとんどない状態で本書を読みましたが、基本から分かりやすく解説してくれています。1テーマにつき最大でも3ページまでで書かれているので、隙間時間に少しずつ読んでいくことができると思います。
創傷治癒についての勉強は本書だけでは足りない部分もあるかもしれないですが、取っ掛かりとしては分かりやすく良い本だと思います。外科系に進むことを考えている研修医には創傷についての最初の1冊としておすすめです。
第7位 Dr.林の当直裏御法度―ER問題解決の極上Tips90 第2版
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第6位 研修医当直御法度 第5版
※本書籍については現在レビューがありません。第1位に第6版のレビューがありますので、そちらを参照下さい。
第5位 一気に上級者になるための麻酔科のテクニック 第2版
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第4位 よく出会う18症例で学ぶプレゼンテーションの具体的なポイントとコツ―初めてだってうまくいく!
レビューした人
キノ・デ・トテン(from「医大生男子のくだらない考え」)(初期研修1年目)
総合評価
★★★★★★★★★★
読み返し度
★★★★★
参考書のレベル
実習
読者の感想
病棟実習において指導医から一番フィードバックを得やすいタイミングは、プレゼンのフィードバックだと思います。
そのなかで、「型」の部分よりさらに深い部分に踏み込んでもらうことの大切さは上で述べたとおりです。
この「型」の大切さはカルテの書き方のみならず、プレゼンにおいても同様であり、フィードバックが得やすい分、プレゼンの方が自分の「型」を身に着けるべきといえるかもしれません。
その勉強の助けにこの本はもってこいです。
そしてこの本の素晴らしいところは、「型」にとどまらず、それ以上に医学的な内容が深いところです。日本でも有数の研修医教育病院である天理よろづクリニックでの研修医のプレゼンとディスカッションをベースに作られており、非常にレベルの高い内容で構成されています。
実習が始まったばかりの頃は内容を100%理解するのは難しいかもしれません。最初は「型」を習得すること、そしてある程度内容がわかるようになったころにもう一度読み返してみるのもおすすめです!
第3位 循環とは何か? 虜になる循環の生理学
※本書籍については現在レビューがありません。先生方からのレビューをお待ちしています!
第2位 研修医当直御法度 百例帖 第2版
レビューした人
初期研修医1年目
総合評価
★★★★★★★★☆☆
読み返し度
★★☆☆☆
この参考書を読むタイミング
研修医働きたて、研修医1年目
この参考書を一文で表すなら
擬似経験値の蓄積
読者の感想
コロナの影響で救急車の受け入れが凄く減っています。
そんなご時世で、上級医から勧められたこの一冊。
タイトルの通り実際の症例が100例集められており、全部こなせば100例分経験が積めるという塩梅です。
症例によって重点を置いているところが治療や鑑別と異なりますが、もう一冊違う参考書を片手に症例を深掘りすれば、非常に力になると感じました。
是非読んでみてください。
レビューした人
サイト運営の次郎作
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★☆☆☆☆
参考書のレベル
標準編
使用した場面、役立ったエピソード
どのように:研修に慣れてきたときに見逃しやすい病態を多く扱っている
読者の感想
(2018年1月 記)
この参考書は読み物としてのレベルも高いし、症例も慣れてきたあたりで見逃しやすくなってくる病態を多く扱っているので、シミュレーションとして読んでおくと勉強になると思います。
僕は半分も読めませんでしたが、この参考書は内容も深くてオススメです!
第1位 研修医当直御法度 第6版 ピットフォールとエッセンシャルズ
レビューした人
サイト運営の次郎作
総合評価
★★★★★★★☆☆☆
読み返し度
★★☆☆☆
参考書のレベル
発展編
使用した場面、役立ったエピソード
いつ:研修医2年目
どのように:当直で対応する時にその項目を勉強することに使える
読者の感想
(2018年1月 記)
僕が、1年目の時にボロクソに感想を書いてしまった参考書です。
その時と同意見なことは「1冊目に読む参考書として最悪」ということ。
読みにくいし系統だってないし、通読しましたが全く頭に残っていません。
しかし、2年目になって読み直してみると、
「いいこと書いてる!!」んです笑
やっぱり使い方が僕の勉強法の「通読」には向いておらず、
当直で対応する時・した時にその項目を勉強する参考書として使うべきなんだと思います。